博多のうどん
「あご出汁うどん こがね丸」は福岡空港の保安検査場の先の出発ロビー内に位置する店です。「あごだしつゆ」を使用した甘い出汁をコシのある麺が受け止めており、博多うどんとは少々異なるものの美味しいうどんでした。
立花うどんは久留米にある超人気店です。九州自動車道久留米インターチェンジのすぐそばにあってタクシーで訪れるしかありませんでしたが、麺も出汁も具も感動的な美味さでした。
大福うどんは創業70年の歴史ある店で、博多一番街に店を構えています。強めのだしと芯まで柔らかい麺が特徴で、最も標準的な博多のうどんであるように感じられました。
二〇加屋長介(にわかやちょうすけ)は博多独自のうどん文化である「うどん居酒屋」の先駆者的存在です。博多駅に直結したJRJP博多ビル店は一人でも気兼ねなく入ることが可能で、多彩なメニューを満喫することができました。
因幡うどん博多デイトス店は博多駅筑紫口にある歴史のある店です。ふんわりと柔らかい麺に和風出汁が絡んでおり、これ以上ない優しい味わいのうどんでした。
春月庵(しゅんげつあん)承天寺前店は「饂飩蕎麦発祥之地」の石碑が建つ承天寺のすぐ前にある店で、130年の歴史を持つ製麺会社が運営しています。鎌倉時代の製法を可能な限り再現した「中世博多うどん」は柔らかい餅のような麺とスッキリとした出汁が一体化…
「かろのうろん」は創業がなんと1882年で、間違いなく博多で最古のうどん店です。店内は撮影禁止で、茹でたての麺はモチモチふわふわしていて絶品でした。
資さんうどん(すけさんうどん)は北九州のソウルフードとまで呼ばれるチェーン店で、麺も出汁もごぼうもスッキリとしてわかりやすく、一度食べたら病みつきになる味わいでした。
博多のみやけうどんは築99年の建物に店を出す創業70年の店です。歴史を感じられる店内はただ者ではない貫禄があり、じっくりと茹でられた太麺が出汁の良さを引き出していました。
牧のうどんは博多の三大うどんチェーン店のひとつです。スープを良く吸う麺は「食べても減らない魔法のうどん」と言われ、昆布が効いたスープと合っていました。
博多ホームうどん店は博多駅の在来線のりば上にある立ち食いの店で、柔らかな麺とハイレベルな出汁が特徴です。朝7時から開いており、急ぎの際の朝食の場所として重宝します。
葉隠うどんは創業約40年の博多うどんの人気店で、名店で修業した店主がつくるうどんは麺も出汁も柔らかでした。
釜喜利うどんは博多で人気のうどん居酒屋です。フワフワした細麺は芯まで柔らかく、麺も具も出汁も全てハイレベルでバランスがとれていました。
うどん平(たいら)は博多うどんの人気店で、タモリが帰省時に立ち寄る店として知られています。平打ち麺は柔らかい中にもコシがあり、麺と出汁の両方を楽しめるうどんでした。