関西のうどん
大阪釆なりうどんきらく阿倍野店(おおさかはんなりうどん)はあべのハルカスの地下2階に位置するうどん店です。「おだし」「うどん」「おあげ」による「三位一体の味」を売りにしており、歴史と伝統を感じられるうどんでした。
かすうどん恵美須屋本店は大阪の象徴である新世界に位置しているうどん店です。かすうどんが看板メニューとなっており、カリカリの油かすと昆布出汁、そして柔らかでモチモチの麺との相性が抜群でした。
天政は大阪を代表する有名店で、うどんに加えてかやくご飯が人気です。「早くて・安くて・うまい」がモットーで、これ以上ないくらい胃に優しいうどんでした。
難波には「松屋」を名乗るうどん屋が2軒あり、なんば南海通の松屋できつねうどんを食べました。関西風の出汁に柔らかな麺、甘く煮込まれた揚げとイメージ通りのきつねうどんでした。
大阪の「なんばうどん」では出汁の美味さを凝縮したようなうどんを味わうことができます。「ミナミ」の中心部を貫くなんば大阪通の入口付近にあり、大阪を代表する激安店としても知られています。
うさみ亭マツバヤは「きつねうどん発祥の店」と言われる大阪の老舗うどん店で、「おじやうどん」でも有名です。昔ながらの大阪のうどんを味わうことができる店で、元祖の味を体験することができました。
「京うどん 生蕎麦 岡北」は京都風うどんの超人気店で、大変な行列ができることで知られています。柔らかくてきめの細かい麺に昆布が効いた出汁があっており、感動的な美味さでした。
新梅田食道街の潮屋梅田店は大阪駅を利用するついでに立ち寄るのに適した店で、土曜日の朝でも混雑していました。自家製のプルンプルンとした麺と国産の素材で取った濃厚な出汁の取り合わせが素晴らしく、「うまくて、はやくて、リーズナブル」な店でした。
「大阪うどん いなの路」はなんばグランド花月の近くにある肉吸いと肉うどんが看板メニューの店で、閉店した吉本芸人御用達の店の味を復活させています。ダウンタウンも絶賛した麺と出汁は素晴らしく、「大阪のうどん」のイメージそのままでした。
千とせべっかんは大阪の笑いの殿堂であるなんばグランド花月1階にある「肉吸い」で有名な店で、肉うどんは甘さ控えめの和風出汁にあっさりした麺が絡んですっきりとした味わいでした。
京都の日の出うどんは南禅寺のすぐ近くにあるカレーうどんが看板メニューの店で、タクシー運転手の口コミがきっかけで超人気店となりました。映画のロケ地にまでなった名店のうどんは全てが上品であり、まさに「京風」だったと思います。
山元麺蔵はミシュランガイドにも掲載されたようなうどん店で、「京都一予約を取るのが難しい」と言われています。讃岐風のエッジの効いたコシのある麺に関西風の出汁があっており、「これまで食べてきた中で最高レベルだったと思います。
加寿屋JR奈良駅前店は旅の途中で偶然発見したかすうどんの専門店です。一見するとかけうどんに天かすをかけた状態に見えますが、牛の腸を脂分が抜けるまで低温でカリカリに揚げた「かす」は「天かす」とは似て非なるものでした。
今回は「道頓堀」今井のきつねうどんをご紹介します。「そばは関東が本場、うどんは関西が本場」とはよく言われることですが、その中でも今井は大阪を代表するきつねうどんの名店です。私自身は究極のきつねうどんだと思っており、関西を訪れる際は絶対に味…