鳴門の舩本うどん(ふなもとうどん)は鳴門の「鳴ちゅるうどん」を代表する店です。創業50年以上で四代続く歴史のある店で、なじみやすい優しい味わいのうどんを楽しむことがで見ます。
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鳴門独自のうどん文化とは?
徳島と香川の県境にある鳴門では「鳴ちゅるうどん」という全く独自のうどん文化が人々の間で定着しています。
かつての鳴門では塩づくりが主要な産業で、過酷な労働の合間の食事においては噛まずに食べられて消化の良い柔らかなうどんが好まれました。男たちが日中は塩田で働いているため、うどんづくりはこの時代もっぱら女の仕事となります。
鳴門のうどんは生地を足で踏み込んで鍛えることはせず、力が弱くても打てるよう柔らかな生地を使用していました。そのため讃岐のように生地を指で押したら押し返してくるということはなく、押した部分が凹んだままなのだそうです。
「鳴ちゅるうどん」を代表する店
舩木うどんは鳴ちゅるうどんの代表的な店であり、大井食堂と並んで徳島の観光ガイドブックで必ず紹介されるような店です。お好み焼き兼うどん店として初代が創業したのが1972年で、時の流れの中でお好み焼きが無くなってうどん専門店となっていました。
50年以上続いている店であり、現在は四代目の店主が店を運営しています。もともとはこの店に通い続けてきた常連客で、三代目から製麺の仕方や出汁の取り方を教わって店を引き継ぎました。
柔らかくてちゅるちゅるとした食感とするため、うどんを打つ際の塩分が少なく水分を多めにしています。こうしてできた生地を薄く延ばして包丁で切ると、長さも太さも不揃いでちゅるちゅるした食感のうどんが出来上がるのです
複雑な地形の中にある店


鳴門は細かく見ると複雑な地形となっており、大鳴門橋や大塚国際美術館がある地域は小鳴門海峡とウチノ海で四国本土から切り離された島(大毛島)となっています。
舩本うどんがある鳴門市鳴門町高島はその隣の島(高島)となっており、大毛島とは「あいの水野川」と呼ばれる水路で切り離されています。

舩本うどんは細い水路を渡った先にあります。私は川だと思っていたのですが、どうやら海と海を結んでいるようです。

店内はテーブル席とカウンター席が並んだ落ち着いた雰囲気となっており、初めての人でも入りやすい雰囲気でした。

うどんだけでなくセルフサービスでおでんも楽しめるようです。
鳴門周辺のうどん(記事は下に続きます)
なじみやすい優しい味わいのうどん

注文したのはちくわうどんです。鳴門のうどんには全て刻み揚げが載せられており、そのほとんどの店が地元の住谷豆腐店のものを使用しています。

私は「うどんの友」としてはちくわ天・とり天とともに牛すじが最高だと思っています。おでんがあるのであれば牛すじを取らない訳にはいきません。

平べったい細麺はカップうどんのような食感で、スルスルと口に中に入ってきます。柔らかではあるものの「ブチブチ切れる」ということはなく、旨味たっぷりの和風出汁と絡んでなじみやすい優しい味わいとなっていました。牛すじもうどんに良く合っていました。
舩本うどんについて
主なメニュー
鳴門うどん 430円
わかめうどん 480円
ちくわうどん 480円
肉うどん 730円
鳴門ぶっかけうどん 750円
地図
店舗概要
徳島県鳴門市鳴門町高島字中島25-2
営業時間 10:30~14:00
定休日 水曜日
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