全国のうどんを制覇したい!

日本は地域ごとに独自の食文化があり、どこを旅しても生活に密着した独自のうどんを楽しむことができます。うどん専門ブログとして全国各地の超個性派うどんを制覇していきます。

いろり庵きらく八王子店の秘密メニューは「武蔵野うどん」

いろり庵きらくでは「アトレヴ三鷹店」・「nonowa武蔵境店」・「八王子店」の3店舗限定で武蔵野うどんを提供しています。八王子駅のコンコース上にある店では手軽に本場に近い味を体験できました。

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いろり庵きらくの隠れたメニュー「武蔵野うどん」

いろり庵きらくは首都圏のJR主要駅構内に出店している立ち食いそば屋です。かつてのJRでは駅ごとに異なる店が入っていてそれぞれの個性を競い合っていましたが、現在はほぼいろり庵きらくが制圧してしまっているように思います。

これまでの立ち食いそば屋と違ってどちらかというと高級路線の店であり、生麺を店内で茹でて厨房内で調理した自家製のかき揚げとともに提供しています。女性が一人でも入れるよう店内は明るく清潔で、「立ち食いそば屋」といいながらもカウンター席やテーブル席が中心です。

基本的にそばとごはんものの店ですが、「アトレヴ三鷹店」・「nonowa武蔵境店」・「八王子店」の3店舗限定で武蔵野うどんを提供しています。

武蔵野うどんとは

武蔵野うどんは東京の多摩地域から埼玉県西部にかけて食べられているうどんで、太くてゴツゴツした麺を甘辛のつけ汁につけて食べます。

このあたりは大きな川がないことから大量の水を確保することが難しく、そのため小麦を中心とした畑作が発展してきました。江戸時代以降は水車小屋の普及で製粉技術が向上し、それによりこの地にうどん文化が定着することとなります。

現在うどんの生産量全国ランキングでは1位の香川県に次いで埼玉県が2位であり、「第2のうどん県」を称するまでになっています。

そんなうどんが駅ナカの立ち食いそば屋で食べられるのです。諏訪大社四社巡りのために八王子であずさ1号に乗り換える際、試してみることにしました。

本格武蔵野うどんの名店(記事は下に続きます)

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メニューに載っていないから要注意

いろり庵きらく八王子店

いろり庵きらく八王子店はJR八王子駅のホームから会談で上部に上がったコンコース上にあり、横浜線を利用する機会の多い私にとっては大変重宝する店です。

いろり庵きらく八王子店の店内

開店直後だったにもかかわらず店内は混雑していました。私と同じように電車を待つ間にこちらで朝食をとろうという人が相当な数いるようです。

メニュー

八王子店のメニューには武蔵野うどんは掲載されておらず、これはアトレヴ三鷹店やnonowa武蔵境店も同じであるようです。

食券自販機のタッチパネル

しかし食券自販機のタッチパネルにはちゃんと「武蔵野うどん」という項目がありました。

詳細なメニュー

そこをタッチすると詳細なメニューが登場します。

食券

モニター画面

食券を購入すると自動的に注文が厨房に届くため、自分の番号がモニターに映るのを待つだけです。

駅ナカで気軽に食べられる武蔵野うどん

肉ねぎ汁うどん

私が注文したのは肉ねぎ汁うどんです。麺が薄茶色でところどころに黒いポツポツがあり、「小麦を挽いてそのまま練りましたよ」とでもいうようなうどんになっています。「冷」となっていましたが、麺もつゆも「温」でした。

武蔵野うどんの麺

麺は平打ちで、武蔵野うどん特有の極太感はありません。極太だと茹でるのに時間がかかりすぎるからでしょうか。

麺は少々柔らかめでワシワシ噛みしめるということは全くありませんが、それでものど越しは武蔵野うどんそのものだったと思います。麺にしっかりと味が付いており、甘さ控えめのつゆがいい感じに絡んでいました。

肉は豚肉ですが、ネギと煮込むことにより牛丼の風味に近くなっていたように思います。

かなりアレンジが加わっているものの、駅ナカでこれだけ手軽に本場に近い武蔵野うどんが食べられるというのは大いにありなのではないでしょうか。

いろり庵きらく八王子店について

主なメニュー

ざるそば                     490円

かき揚げそば             590円

鴨つけそば                 680円

むさしのもりうどん  620円

肉ねぎ汁うどん          730円

店舗概要

営業時間

7:00~22:30(月~土)

7:00~21:00(日・祝)

定休日 なし

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