高松市のマルタニ製麺はことでんでたどり着けるうどん店です。ガイドブックに掲載されるような店ではありませんが、柔らかいのにコシがあるうどんは香川でも最上級で、遠回りしてでも立ち寄るべき店です。
電車で行けるが時刻表に注意
マルタニ製麺は高松市の円座町にあるうどん店で、ことでんの円座駅から徒歩約9分という場所に位置しています。
レンタカーを使用しなくても巡れる貴重な店ですが、ことでんは太田駅を過ぎると完全なる単線になり、仏生山のカーブを曲がると後は無人駅だらけで沿線の空き地もぐっと増えます。さらに一宮駅を過ぎると電車の本数もがたっと減り、平日の日中はどちらの方面も1時間に2本だけになるので、実際に訪れる際は時刻表に注意してください。
ちなみに高松には円座、紫雲、鬼無、三条、勅使、磨屋、御厩といったいかにも歴史がありそうな地名が現在も数多く残されています。「南稲荷町」が「東上野3丁目」、「蛇窪」が「二葉4丁目」となってしまうような東京に住む者としてうらやましく思います。(後になって懐かしむくらいなら初めから変えなければいい)
谷本さんの店だからマルタニ
マルタニ製麺の創業は1976年で、現店主の母親が見よう見まねでうどんの打ち方を覚えたのがきっかけだったといいます。もともとは塩やタバコを扱う雑貨屋を営んでいて、本名の「谷本」の「谷」を〇の中に入れたものを会社のマークとしていたことから「マルタニ」という店名になったそうです。
客に出来たてのうどんを食べてもらうために作り置きはしないこととしており、「13時頃までに来店すれば常に出来立ての麺が食べられる」と様々な媒体で紹介されています。
讃岐国一宮の田村神社では毎週日曜日に日曜市が開催されており、当日は参拝者にうどんがふるまわれることで知られています。境内でうどんを打つことはできないということで様々な製麺所から麺を取り寄せているようですが、その中の一つがマルタニ製麺だと言われています。
個性的なうどん店
柔らかいのにコシがある
円座駅近くでことでんと交差する県道44号線に沿って進むと見通しの良い交差点に面した場所に店がありました。
どっからどう見てもうどん屋にしか見えない建物で、わかりやすい看板も出ています。讃岐うどんの有名店にありがちな「怪しさ」は皆無ですが、それだけ店主の人柄が感じられます。
10時半ごろと比較的早い時間であったのでまだ行列はありません。店内はテーブル席と座敷席があって20席ぐらいあり、幸い席が一つ空いていました。
かけうどんの小です。
とっさにおでんのごぼう巻きも取りました。ツルツルした食感の麺はフワフワとしており、全体としては柔らかいにもかかわらずコシと弾力はしっかりとあります。イリコの風味が強い出汁は旨味が強く、薬味として加えられたしょうがとネギが全体をうまくまとめていました。
遠回りしてでも立ち寄るべき店
マルタニ製麺も「るるぶ」や「マップル」といった観光ガイドブックには掲載されるような店でありません。観光バスが何台も停められる大きな駐車場があるような店と比べると誠に地味な存在ですが、味は香川県でも最上級で遠回りしてでも立ち寄るべき店です。
後で知ったのですがマルタニ製麺の名物はぶっかけうどんと衣にまで味のついた天ぷらなのだそうです。
マルタニ製麺について
主なメニュー
かけうどん 260円
釜あげうどん 330円
天ぷら 90~150円
ちらし・いなり寿司 200円
地図
店舗概要
マルタニ製麺
087-886-6814
営業時間 9:30~麺が無くなるまで
定休日 月曜日
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