「手打ちうどんまつばら」は宮崎県産の地鶏を使用したかしわ天ざるうどんが看板メニューの店で、「麦蔵」の創業メンバーだった店主がオープンさせました。麺はコシと弾力がピカイチであり、かしわ天はサクサク感とジューシーさが素敵でした。
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「かしわ天ざる」が要注意な理由
香川県を旅してうどんの食べ歩きをする際、私は平均して1日に4~6軒くらいの店を巡ります。東京でうどんを食べる時のように「かけうどん大盛+ちくわ天・とり天」なんてことをしているとたちまち腹がはちきれてしまうため、ほとんどの店で「かけうどん(小)+ちくわ天(もしくは牛筋煮込み)」を食べてきました。
ここで注意しなければいけないのは「かしわ天ざる」が看板メニューの店を訪れる場合です。こういった店はうどんもかしわ天もサイズが大きいことが多く、4軒目・5件目という場合はかなり辛い思いをすることになります。腹具合が限界を超えてしまい、その後の予定を修正もしくは打ち切りとしたことも何回もあります。
それでもこういう店のかしわ天は絶品であり、注文しないわけにはいかないのです。
店主は「麦蔵」の創業メンバー
「手打ちうどんまつばら」は高松市郊外のうどん屋で、宮崎県産の地鶏を使用したかしわ天ざるうどんが看板メニューの店です。仏生山で西方向に大きくカーブしたことでんの南側に位置しており、このあたりまでくるとうどん屋もまばらになってきます。
飲食業とは全く縁のなかった店主が脱サラして仲間と共同で「手打ちうどん麦蔵」を立ち上げたのが2008年で、2015年に「本当の意味での自分の店」として「手打ちうどんまつばら」をオープンさせました。
高松市福岡町の麦蔵はほとんどの客がかしわざるを注文するほどイメージが定着した店となっており、そんな店で修業をしたのですから自分の店も同じようになるのは当然です。
生地を切ってからさらに一晩寝かせる
客に出来立てのうどんを食べてもらうため、まつばらはセルフではなく一般店となっています。
U字型のカウンターとテーブル席があり、店員に注文を告げれば客席までうどんを持ってきてくれます。
麦蔵と同様に、かしわ天ざるにはかしわ天が四個のっています。うどんを打つ際には生地の寝かせにこだわっており、一晩寝かせた生地を延ばして切り、さらに一晩寝かせてから茹でているそうです。
ざるうどんが看板メニュー(記事は下に続きます)
麺のコシと弾力がピカイチだった
注文したのはやはりかしわ天ざるです。かしわ天を食べるための塩コショウが用意されているのがまつばら独自の工夫です。
若干黄色味を帯びた麺はコシと弾力がピカイチであり、のど越しの良さが際立っていたように思います。つけ汁の醤油風味が麺の甘さをよく引きだしていました。
かしわ天は衣を薄めに付けて低温でじっくりと揚げているそうで、サクサク感とジューシーさが素敵でした。塩を付けてくれたことで味わいが一層引き立てられたように思います。
量的にはやはり多く「これ以上は無理」という状況となったため、この日はもう一軒巡る予定だったものを取り止めました。
「手打ちうどんまつばら」について
主なメニュー
かけうどん 400円
ざるうどん 450円
かしわ天うどん 800円
かしわ天ざる 830円
オリーブ牛肉うどん 980円
地図
店舗概要
087-814-5417
営業時間 10:00~15:00
定休日 金曜日 第三木曜日
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