麺闘庵(めんとうあん)は興福寺のすぐ近くにあるうどん屋で、巾着きつねうどんが看板メニューの人気店です。もはや奈良名物といっても過言ではなく、見た目と味わいのインパクトは絶大でした。
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4年前から気になっていた店
JR関西本線奈良駅から春日大社一之鳥居を一直線に結ぶ道路は「三条通り」と呼ばれており、平城京の三条大路をそのまま引き継いだ道路です。奈良市の中心市街地を東西に横切っていることから様々な商店・飲食店・ホテル・金融機関等が立ち並び、沿道に興福寺があることもあって観光客や地元の人々で常に賑わっています。

麺闘庵は興福寺五重塔の前から猿沢池の横を通って坂を下りきった場所にあるうどん屋で、奈良で寺社巡りをすればどうしたって前を通ります。店名よりも看板メニューの「巾着きつねうどん」が有名な店であり、その看板は2021年に奈良を訪れた際に既に気が付いていました。
再び奈良を訪れようと思ったきっかけの一つがこの巾着きつねうどんなのですが、定休日が変則的であるため実際にスケジュールに組み込む際は苦労しました。興福寺と東大寺を最終日にしたのは麺闘庵の定休日の関係です。
懐石料理を参考にした巾着きつねうどん
麺闘庵はうどん好きな店主が脱サラして2008年にオープンさせた店です。創業当初はつけ麺専門のうどん屋でしたが、「かわいくて面白い」と客が喜ぶようなメニューということで1年半後に考案されたのが巾着きつねうどんです。
油揚げに食材を詰めたり包んだりする懐石料理の技法を参考にしたといいます。現在では客の9割が注文するような看板メニューとなり、もはや「奈良名物」と言ってもよい存在となりました。

店先での「高速餅つき」で有名な中谷堂に隣接しており、人通りの多い三条通りでもこの一角は特に多くの人が群がる場所となっています。

麺闘庵はこの看板のすぐ下にあり、奈良公園の坂からはこの「餅飯殿」という字がとりわけよく見えます。「もちいどの」と読むこの付近の地名であり、中谷堂の絶品よもぎ餅とは全く関係ありません。
行列が凄い店(記事は下に続きます)
1時間待ちだった
早朝から興福寺と東大寺をお参りし、麺闘庵の前に来たのは12時過ぎでした。

店の前は新宿の「慎」や大阪の「今井」を思わせる混み方でしたが、この後は新幹線に乗って東京に帰るだけなので「いくらでも待ってやる」という気分です。無理して前日に春日大社のお参りを済ませていたのは正解でした。
店頭に置かれている用紙に名前を書いて呼ばれるのを待ちます。

待つこときっちり1時間で中に入ることができました。

店内はカウンター席もテーブル席も全て埋まっており、確かに皆さんが巾着きつめうどんを注文しています。
インパクト抜群の見た目と味

当然ながら私も巾着きつねうどんを注文しました。コシにこだわった特注麺を湯がき、注文が入ってから揚げに入れて巾着にします。国産の青ネギで口を縛り、醤油を強めに配合しただしで炊いて味を入れるのが麺闘庵のこだわりです。想像していた以上の大きさで、見た目は驚きに満ちていました。

薬味のネギを投入し、巾着を破ってうどんを取り出すことにします。この瞬間、これまで食べてきた数々の名店のどこよりも興奮しました。

もちもちした麺は少し柔らかめで、それでもプルンプルンとした弾力がありました。関西にしては濃いめの出汁と絡んでツルツルとのどに流れ込んでいきます。きつねうどんではありますが、揚げは甘さ控えめでした。
当然ながら普通のきつねうどんと比べると揚げの量が段違いですが、その点を除けばインパクト抜群の実にいい感じのうどんだったと思います。

しっかりと完食しました。
麺闘庵について
おもなメニュー
特選カレーうどん 1200円
巾着きつねうどん 1300円
天ぷらうどん 1300円
きのこうどん 1400円
カレー巾着 1500円
地図
店舗概要
奈良県奈良市橋本町30-1
営業時間
11:00~15:00(月・金・日)
11:00~16:00(土曜日)
定休日 火・水・木
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