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〖聖地〗ラーメン二郎三田本店 元祖の店のレビュー記事

ラーメン二郎三田本店のルールとコール、メニュー等についてまとめました。慶応大学三田キャンパスに隣接した有名店で、元祖の味が味わえる場所となっています。「二郎系」と呼ばれる超個性派ラーメンとして有名です。

10連休の真っ最中に行ってみた

「二郎系」といえば麺の上に野菜やニンニク、脂身等が山盛りになった超個性派ラーメンというイメージがあり、「大盛野菜炒めが食べたいんじゃない」というような警戒心から私自身は長らく敬遠しておりました。しかし昨年9月に二郎系の中でも超個性派といわれる相模大野店で私の偏見は解け、そうなるとやはり三田本店にも行ってみたいという気になるものです。

ラーメン二郎三田本店かつて田町の不動産会社に勤務していた際に三田本店の横を何回も通りましたが、いつ通っても行列ができていたという印象が残っています。10連休の真っ最中でいつも以上の混雑が予想されましたが、こちらもぽっかり予定が空いてしまったこともあり、この際だからと行ってみることにしました。

もともとは「ラーメン次郎」だった?

ラーメン二郎は昭和43年に都立大学駅近くで「ラーメン次郎」として創業しました。後に慶応大学三田キャンパスの近くに移転しますが、その際にペンキ屋が店の看板で本来なら「次郎」とすべきところを「二郎」としてしまったため、それ以降「ラーメン二郎」として現在まで営業を続けています。

店主の山田拓美氏は慶応大学の学生に対する長年の功績を称えられ、多くの卒業生の推薦により「慶應義塾特選塾員」に選出されたといいます。

メニューは6種類

相模大野店ではいくつものメニューがあって混乱しましたが、三田本店の場合はラーメン(ぶた2枚入り)・ぶた入りラーメン(ぶた5枚入りらしい)・ぶたダブルラーメン(ぶた10枚入りらしい)の3種類です。それぞれ「大」サイズがあるため、3×2でメニューは6種類です。

ラーメン二郎の行列これまで入ってきたどの店とも違うマニアックな気配がプンプンしていますが、一方で無茶苦茶にアカデミックな内容の会話も聞こえてくるのはここが慶応大学の真ん前であるからでしょうか。

ラーメン二郎三田本店のルール

正面の入り口から建物に沿って並ぶルールとなっており、この日は約50分待ちでした。

列が進んで正面入り口が近づくと前から順に店内の自販機で食券を購入します。列の先頭付近で「食券を見せてください」と言われましたが、これは席に着いたらすぐに出せるよう麺をあらかじめ茹でておくためのようです。

店の正面には健康茶が何本も入った自販機がありますが、こちらで購入したお茶は持ち込み可のようです。

「元祖の味」を味わってみた

店内はカウンター席のみ13席で隣の人に背中を引いてもらわないと移動できないという「狭小」そのもので、そのため荷物のある人はあらかじめ店の奥の棚に置くよう促されます。

席に着くとすぐに「ニンニク入れますか?」と聞かれましたが、「アブラナシヤサイカラメマシニンニクスクナメ」というような呪文のようなコールはこの時に言うようです。

ラーメンもちろんこんなことで悩む必要は一切なく単純に「はい」「いいえ」でも大丈夫で、「はい」といったらその直後にラーメンが出てきました。

天地返しまずはどんぶりの底から麺を持ち上げ、野菜と麺をひっくり返して野菜の上に麺を置きます。これを「天地返し」というそうですが、これにより麺が伸びにくくなり、また野菜とスープがなじんで食べやすくなります。

太めの平打ち麺は柔らかめで、醤油味がベースとなったスープも「油ギトギト」といった感はまったくありません。ニンニクが加わってはいますが、野菜がたっぷりはいったむしろあっさりした味わいでした。相模大野店と同様に見た目と違って健康的なラーメンではないかと思います。

ラーメン二郎 三田本店

営業時間8;30~15;00

    17:00~20:00

定休日:日曜・祝日

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