琴平の「手打ちうどん むさし」はマルナカ琴平店に隣接した場所にあり、20時まで開いていることから夕食として訪れるのに適しています。カレーうどんが有名な店で、濃厚なカレーをモチモチとした麺がしっかりと受け止めていました。
琴平で夜でも開いているうどん店
讃岐うどんの店の営業時間を調べてみると10:00~13:00頃というのが最も多いようで、それに加えてそのほとんどに「麺が無くなり次第終了」という注釈が付いています。香川では基本的にうどんはお昼に食べるものというイメージがあり、香川を旅する際には「夕食はどうしようか?」と悩まされることになります。
讃岐うどんと並ぶ香川県の名物に骨付鳥があり前回の旅で初めて食べましたが、きちんとした店では焼きあがるまでにそれなりの時間がかかるため、その間にどうしてもビールを2杯くらい飲んでしまいます。一人で軽く済ます夕食にどうやら骨付鳥は向いていないようです。
今回改めて香川を旅するのに際し「琴平で夜でも開いているうどん店」を探してみたところ、引っかかってきたのが「むさし」です。
駅からは少々距離があるうえ、しかも金刀比羅宮の反対方向です。夕食の場所として果たしてどうなのか少々心配しましたが、出発前に確認すると何と予約していた琴平パークホテルの真ん前でした。
全国のカレーうどんの名店
カレーうどんの店として有名
むさしはカレーうどんの店として知られています。
讃岐うどんは麺の質が何よりも大切とされ、茹で上がった麺にただしょうゆだけかけて食べたりします。ある意味で「手抜き」としか言いようがない食べ方ですが、「しょうゆうどん」という一つのジャンルとして確立しています。そこまで麺を大事にする香川でカレーうどんは少々影が薄いものがあり、私自身も最近まで食べませんでした。
しかし香川にも「珠玉のカレーうどん」がいくつも存在するようで、むさしも「さぬきうどん全店攻略本(2021年~22年版)」のカレーうどん特集で「県下のカレーうどん好きの誰もがその名を口にする、琴平の名店」と紹介されるような店でした。
モチモチした麺がカレーの美味さを受け止めていた
むさしはJR土讃線琴平駅より徒歩15分という微妙な場所にありますが、地元の方にとっては「マルナカ琴平店の隣」で一発で通じるようです。(マルナカ琴平店は酒の品揃えが充実しており、東京のどこの酒売り場でも見たことのなかった「百年の孤独」が大量に並んでいた)
店内は東京で普通に見かけるそば屋のような内装で、座席で注文して店員がうどんを運んでくる「一般店」タイプの店です。店内の一角におでんのコーナーがあり、これはセルフでとって会計の際に自己申告するようです。
カレーうどんには昆布と福神漬けが付いてきます。ご飯も注文しました。食べてみるととにかくカレーの美味さに驚かされます。だしでのばしていないということで濃厚で独特なトロミがあり、辛さの中にほのかな甘さも感じられました。
モチモチした麺はカレーの美味さをしっかりと受け止めており、ここに福神漬けというのもうれしいものがあります。
麺を食べ終わってもカレーがまだたっぷりと残っており、そこにご飯を投入します。
かき混ぜるといい感じのカレーライスです。
手打ちうどんむさしについて
主なメニュー
天ぷらうどん 730円
カレーうどん 630円
釜あげうどん 470円
ざるうどん 550円
地図
店舗概要
営業時間
10:00~20:00
定休日 月・火曜(祝日の場合は営業で翌日休)
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