全国のうどんを制覇したい!

日本は地域ごとに独自の食文化があり、どこを旅しても生活に密着したうどんを楽しむことができます。うどん専門ブログとして全国各地の超個性派うどんを制覇していきます。

大喜多うどんはコシのある麺とイリコ出汁が素晴らしい

大喜多うどんは観音寺市を代表する人気店で、四代60年に渡って守り続けられてきた店です。「ガチガチの剛麺」と評判の店であるらしく、しっかりとしたコシのある麺とイリコをふんだんに使った出汁を楽しめました。

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隠れたうどん激戦区「観音寺市

観音寺市香川県の最西端で愛媛県との県境に位置しています。観光で香川を訪れると高松~琴平の間でほぼ事足りてしまうため、金刀比羅宮が鎮座する像頭山の向こう側は県外の人にとっては印象が薄い場所ではないかと思います。しかしよく見ると銭形砂絵のある琴弾公園や「天空の鳥居」で有名な高屋神社本宮など、見どころも多々あるのです。

最高級のいりこの産地として知られる伊吹島があることから観音寺市はうどん熱も高く、今回初めてこのエリアの店を重点的に巡ってみてレベルの高さに驚かされました。実は隠れたうどん激戦区であったようで、現在では市民が「うどん県いりこだ市」を自称するほどだといいます。

四代60年の歴史がある店

大喜多うどんは激戦区観音寺市を代表する人気店で、平日で1日350玉、土日は550玉のうどんが出るといいます。1961年の創業ということなので60年以上の歴史があり、現在の店主は四代目です。しかし先代と先々代は今でも店に出ているそうで、ファミリーで店を守り続けています。

大喜多の外観

観音寺駅から徒歩45分くらいで、田んぼに囲まれたいかにも「田舎」といった感のある住宅街の中に位置しています。とてもじゃないが観光客が来そうな場所ではなく、ひたすら近隣の人々を相手にうどんを打ち続けてきました。

ちなみに常連客は向かって左手にあるガレージ側の入口から店に入るそうで、暖簾のかかっている引き戸から入ると初めての来店であることがばれるといいます。

観音寺から日陰の全くない道をひたすら歩いた前日と違ってこの日はレンタカーでの移動でしたが、それでもこのあたりで頭が茹っている状態でした。

観音寺のうどん

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カウンターの上の小皿に注目!

大喜多のメニュー

讃岐うどん店の三タイプの中では大喜多うどんは「一般店タイプ」で、席についてメニューを見て注文すると店員がうどんを持ってきてくれます。

テーブル席

テーブル席が中心の店です。引き戸の両側にあるケース内におにぎりや天ぷらが置かれており、そこから客が自分で好きなものを取って後でレジで自己申告します。

カウンター席

カウンター席もあります。カウンターの奥の座敷でうどんの生地を踏み込むようです。カウンター上に置かれたペットボトルに詰めたい麦茶が入っていました。後から知ったのですが大喜多うどんの隠れた名物が漬物で、それはカウンターの上の小皿に入っていたようです。

コシのある麺とイリコをふんだんに使った出汁

大喜多のかけうどん

注文したのはかけうどんです。「ガチガチの剛麺」と評判の麺に油揚げと蒲鉾が載っており、伊吹島産のイリコと鰹節をふんだんに使ってとった熱々の出汁がかけられています。

かけうどんとちくわ天

トッピングはちくわ天を取りました。

大喜多の麺

麺は「剛麺」と呼ぶには少し細目で、しっかりとしたコシがありました。口当たりやのど越しも素敵です。捻じれや捩れに出汁が絡んでいい感じの味わいとなっていました。さすが「うどん県いりこだ市」のうどんです。

大喜多について

主なメニュー

かけうどん(小)     350円

きつねうどん(小)  420円

釜揚げうどん(小)  370円

釜玉うどん(小)      440円

天ぷらうどん(小)  460円

地図

店舗概要

香川県観音寺市池之尻町718

営業時間 9:00~14:30

定休日 日曜日

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