大阪釆なりうどんきらく阿倍野店(おおさかはんなりうどん)はあべのハルカスの地下2階に位置するうどん店です。「おだし」「うどん」「おあげ」による「三位一体の味」を売りにしており、歴史と伝統を感じられるうどんでした。
- イメージ通りのうどん店を見つけた
- あべのハルカスの地下2階にあるうどん店
- 高級感のある店だった
- 歴史と伝統を感じさせるうどんだった
- 展望台にも上がってみよう
- 大阪釆なりうどんきらく阿倍野店について
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イメージ通りのうどん店を見つけた
今や全国各地の名物のほとんどを東京で味わうことができる時代ですが、現地を訪れてみないとわからないことというのはやはりあるものです。
「昆布が効いた関西風の出汁に滑らかで柔らかい麺」というのが大阪のうどんに対して私が持っていたイメージでしたが、実際はいつの間にか「大阪讃岐うどん」に主役の座を取って代わられてしまったようです。YouTubeを観ても登場するのは半透明でピカピカした麺のぶっかけうどんの動画ばかりといっても過言ではなく、昔ながらの大阪のうどんはもはや「早い」「安い」「うまい」系の店にしかないのかもしれません。
芸術的なきつねうどんを食べることができた「道頓堀今井」のような店はもうほとんどないのかもしれないと思っていたときに見つけたのが大阪釆なりうどんです。
「早い」「安い」「うまい」系の店
あべのハルカスの地下2階にあるうどん店
大阪釆なりうどんきらく阿倍野店は日本で2番目に高いビルであるあべのハルカスの地下2階に位置するうどん店で、関西圏で12業態73店舗の自社ブランドを直営で展開する株式会社きらくの傘下にあります。
株式会社きらくの創業は1987年ですから40年近い歴史があることになります。とんかつ・ラーメン・お好み焼きといった12業態の中でもうどんには力を入れているようであり、この分野だけで全6ブランド13店舗を構えています。
「釆なり」は「はんなり」と読み、「上品さと気品さを兼ね備えている上、明るくて華やかなさま」を表しているといいます。「おだし」「うどん」「おあげ」による「三位一体の味」を売りにしており、そうなるとやはりきつねうどんが看板メニューなのでしょう。ここならなら私のイメージ通りのうどんが楽しめそうです。
高級感のある店だった
やはり難波や新世界の商店街と違ってあべのハルカスの地下にある店には高級感が漂っており、土曜日のお昼時ということもあって店は混雑していました。メニューを見てもそのほとんどが1,000円台であり、丼ものも充実しています。
さんざん迷った末に「おすすめ定食」を選びました。海老天小丼とうどんのセットで、うどんはきつねうどんまたはおろしぶっかけのどちらかを選ぶことができます。
当然ながらきつねうどんを選びました。
歴史と伝統を感じさせるうどんだった
黄金色で透き通った出汁に見るからに柔らかそうな麺という、イメージ通りのきつねうどんです。
「本格仕込み」というあげは油揚げというよりもむしろ厚揚げやがんもどきに近く、大きなかたまりが出汁を吸って更にずっしりとしていました。
店名にもなっている「はんなり」とは実は麺のことのようです。注文してから出てくるまでにそれなりの時間が経過しており、ちゃんと生麺から茹でているのでしょう。つるつるモチモチしていてしっかりとしたうまみがあり、細麺でありながら粘りもありました。一切曇りのないスッキリとした出汁がしっかりとからみ、歴史と伝統を感じさせるうどんになっていたように思います。
サクサクした天丼も大変に美味でした。
展望台にも上がってみよう
せっかくあべのハルカスまで来たのですから、高さ288mの展望台にも上がってみましょう。
エレベーターの天井部分が透明になっていて上部を見ることができます。
滑走路をイメージしているそうで、上昇中はこのようになります。
展望台からは生駒山地から六甲山まで一望できました。
梅田周辺のビル群です。
中央の緑地が大阪城公園で、左から四分の一くらいの場所に大阪城が小さく見えます。
通天閣を上から見下ろすこともできました。
中央に大阪ドームがあります。
大阪釆なりうどんきらく阿倍野店について
主なメニュー
月見きざみのおうどん 946円
九条葱ときざみ揚げのおうどん 1078円
牛肉カレーのおうどん 1265円
牛肉のおうどん 1353円
大海老天とじのおうどん 1595円
地図
店舗概要
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43あべのハルカス近鉄本館タワー館B2F
営業時間11:00~22:00
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