盛岡の白龍(パイロン)本店はじゃじゃ麺の元祖の店です。モチモチした麺に濃厚でコクのある味噌が合っており、ちーたんたんのスッキリ感も印象的でした。
- じゃじゃ麺はうどんである
- じゃじゃ麺の元祖「白龍本店」
- 元祖の店の本店に行ってみた
- 元祖の店のじゃじゃ麺の凄さとは?
- 「ちーたんたん」はスッキリとした味わい
- 主なメニューと店舗概要
- このブログのイチオシ記事
うどん食べ歩き以外にもいろいろやっています
じゃじゃ麺はうどんである
じゃじゃ麺は茹でた平打ち麺に特製の肉みそをかけた料理で、キュウリ・おろしショウガ・ネギといった薬味を加え、酢やラー油をかけて食べます。盛岡を代表する郷土料理であり、今やわんこそば・冷麺とともに「盛岡三大麺」と呼ばれるような存在となっています。
麺に関しての詳しい記述はどこにもなく、どれを見ても「平うどん」「うどん状の平麺」「きしめんのような平打ち麺」といった曖昧な表現しかありません。小麦粉にかん水を加えると中華麺になりますが(沖縄そばがこれに該当する)、じゃじゃ麺はどうやらそうではなさそうです。
そこで私はじゃじゃ麺がうどんの一種であると考えることにします。
じゃじゃ麺の元祖「白龍本店」

白龍本店(赤矢印)は盛岡城跡公園内の櫻山神社参道に面しており、じゃじゃ麺の元祖の店として知られています。

参道の突き当りに櫻山神社の神門があります。
満州に移住していた白龍の創業者は終戦後に故郷の岩手に戻り、盛岡で手作り餃子の屋台を始めました。その際に餃子の皮を作った残りの粉を使用して満州で食べていたジャージャー麺を再現し、客に出したことがじゃじゃ麺の起源とされています。
そこから盛岡の人の口に合うように試行錯誤を繰り返し、ジャージャー麺とは違う独自の形が完成しました。皿の上の麺を食べ終わったら生卵とゆで汁を加え、最後に「ちーたんたん」という汁物に仕上げるのは独自の工夫ということで間違いないでしょう。
元祖の店の本店に行ってみた
八戸の蕪嶋神社のお参りを終えて東京に戻る際、盛岡に立ち寄って元祖の店でじゃじゃ麺を食べてみることにしました。白龍は盛岡駅の駅ビル内にも店はありますが、やはり本店で食べた方がその店の真価が分かるというものです。

本店はちょうど屋根の補修工事の真っ最中ということで、足場がかかったままで営業していました。

店は決して広いとは言えず、そこにカウンター席とテーブル席が詰まっています。お昼どきをかなり過ぎていたので行列こそありませんでしたが、店内は満席でした。

壁という壁にサイン色紙が貼られており、有名人が数多く訪れる店であるようです。

カウンターの上には塩・胡椒・酢・ラー油といった調味料に加え、ちーたんたん用の生卵が置かれていました。
東北で味わった麺料理(記事は下に続きます)
元祖の店のじゃじゃ麺の凄さとは?

こちらが元祖の店のじゃじゃ麺で、平打ち麺に味噌・キュウリ・ネギ・おろしショウガが載せられています。にんじんのように見える赤い物はスライスした紅ショウガであり、どこの店のじゃじゃ麺にも必ずありました。
数多く読んだ記事に紅ショウガに関する記述は一切ありませんでしたが、どうやらじゃじゃ麺には欠かせないものであるようです。

卓上の調味料で味付けをしながら徹底的にかき回します。自分で味付けをするというのがじゃじゃ麺だけの特色で、自分の好みを見つけるまで3回くらい続けて食べなければいけないといわれています。初回としては「酢は多めにかけたほうがいい」と感じました。

麺は完全にうどんであり、伊勢うどんに似たモチモチ感が特色となっています。味噌と麺を酢がうまい具合に結び付けており、こってりとした濃厚なコクを感じました。おろしショウガは全部混ぜると辛くなるため、ほどほどにした方がいいでしょう。

皿の上にまだ味噌と麺が残っている状態で一旦ストップします。
「ちーたんたん」はスッキリとした味わい

麺を食べ終わったらこんどはちーたんたんです。卓上に置かれた生卵を自分で割ってかき回し、店員に皿ごと渡します。(この時に「箸もそのまま渡してくれ」と言われます。)

店員が卵を溶いた皿にゆで汁を加えて返してくれるので再び自分で味を調え、最後まで飲みましょう。
ゆで汁を加えてもコクはそのままで、しかし随分とスッキリとした味わいとなりました。
主なメニューと店舗概要
主なメニュー
じゃじゃ麺(小)670円
御子様用じゃじゃ麺620円
ろうすう麺(小)720円
冷やしつけ麺(小)670円
地図
店舗概要
白龍本店
岩手県盛岡市内丸5-15
営業時間
9:00~21:00(月~土)
11:30~16:00(日)
定休日 無
このブログのイチオシ記事
「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。