立花うどんは久留米にある超人気店です。九州自動車道久留米インターチェンジのすぐそばにあってタクシーで訪れるしかありませんでしたが、麺も出汁も具も感動的な美味さでした。
- 久留米にうどんの名店があった
- タクシーで行くしかなかった
- 「100%釜揚げの麺」にこだわった店
- 歴史と伝統が感じられる店構えだった
- 麺も出汁も具も感動的な美味さ
- 立花うどんについて
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久留米にうどんの名店があった
自分にとって未知の場所でうどんの食べ歩きをする場合、まずはその地域にどのような店があるのか調べるところから始まります。今年の7月に初めて福岡を訪れた際も、かの地のうどん事情について事前に徹底的に調べました。
人気店が博多駅周辺に集中しているのは予想していた通りでしたが、それに加えて久留米の店が1軒どんな媒体で調べても必ず登場します。これは何だと興味を持ったことが立花うどんを知ったきっかけでした。久留米まで行くのなら水天宮もお参り出来てなおさら好都合なのですが、7月の旅ではスケジュールに組み込むことがどうしてもできず断念するしかありませんでした。
宮地嶽神社「光の道」のタイミングで再び福岡を訪れることになり、そうなると今度こそ立花うどんに行ってみたいという気持ちになります。二泊三日の最終日は久留米までの往復に全て使ってしまうことにしました。
タクシーで行くしかなかった
本当に立花うどんに行くことになり、細かなスケジュールを決める際に問題になったのがアクセスに関してです。
公式HPを見ると「アクセスの便が良い!九州自動車道久留米インターすぐ側です。」と書かれています。(高速の入口に必ずある道路情報の表示板が写っています。)しかし車で行ける人にとってはいいかもしれませんが、公共交通機関だけが頼りの旅行客にとってこれは全くいい情報ではありません。
周辺にバス停はいくつかありましたが時刻表を調べてみると全く使い物にならないようで、仕方なくタクシーを利用しました。運転手にも配車センターにも「インターのそばの立花うどん」で通じます。JR久留米駅からは2440円で、西鉄久留米駅まで1660円でした。
「100%釜揚げの麺」にこだわった店
立花うどんの創業は1981年ですから40年近い歴史があることになります。こだわりの麺と出汁が評判を呼び、県外から多くの客が高速道路を利用し、私が東京から飛行機に乗ってやってくるような店になりました。
自家製の中太麺は茹でるのに27~28分かかるため、30分後の来客状況を予測してあらかじめ茹で始めておくといいます。「100%釜揚げの麺」にこだわっているということなので、茹でた麺を直接どんぶりにとっていると思われます。こうすると冷水で締めていないのでツルツル感やシコシコ感はなくなりますが、その分だけフワフワモチモチしたうどん本来の味を楽しむことができます。
感動するほど美味かった店
歴史と伝統が感じられる店構えだった
JR久留米駅からタクシーで20分。ついに立花うどんにやってきました。
歴史と伝統が感じられる店構えですが決して真面目一辺倒ではないようです。最近全く見かけなくなった明治のミルクキャラメルやロッテの板ガムがレジの前に並べられていました。
店内にはテーブル席と座敷席が並んでいます。
有名人も多く訪れているようで、サイン色紙が壁一面に貼り出されていました。
福岡らしくソフトバンクホークスの選手がらみの物も数多くあります。
うどんだけではなくそばもあり、麺の硬さを指定することもできるようです。
麺も出汁も具も感動的な美味さ
注文したのは肉+ごぼう天うどんで、もう見ただけで美味いことがわかります。
肉はかなりいいものを使っているようでしっとりとしており、ごぼうは薄くスライスしていましたがうま味と歯ごたえがありました。
鬼のようにきめが細かい麺はフワフワ感が全体の9割を占めていますが、コシと弾力も1割程度感じられました。洗練された混じりっけなしの和風出汁に肉とごぼう天のコクと旨味が加わり、麺にしっかりとまとわりついています。
感動的な美味さのうどんだったと思います。
しっかりと完食しました。
立花うどんについて
主なメニュー
肉+丸天うどん 730円
肉+ごぼう天うどん 780円
肉+えび天うどん 850円
えび天+ごぼ天どん 780円
肉+ごぼ天+丸天うどん 890円
地図
店舗概要
営業時間 9:30~21:00
定休日 火曜日