全国のうどんを制覇したい!

日本は地域ごとに独自の食文化があり、どこを旅しても生活に密着したうどんを楽しむことができます。うどん専門ブログとして全国各地の超個性派うどんを制覇していきます。

〖国分寺〗うどん一福はシルクのような口当たりのグミ系うどんだった

うどん一福(いっぷく)は予讃線の線路沿いにある店で、「中村」で修行した現在の店主が一度閉店した店の屋号を受け継いで続けています。フワフワとしたシルクのようなで、それでいてしっかりとしたグミ系の細麺が印象的でした。

サンライズ瀬戸の車窓からいつも見ていた店

うどん一福は香川県高松市国分寺町の本店を中心として県内に3店舗を構える人気店です。

右手奥に見えた小豆島

私はサンライズ瀬戸で高松に向かう際、瀬戸大橋で圧倒的に眺望がいい進行方向左手の個室をいつも利用しています。うどん一福は予讃線の線路沿いに位置しているため、列車が坂出を出発して終点の高松に到着する寸前にいつも車内から目にしていました。

予讃線の線路沿いの店

いつも目にしているということは「いつでも行ける」という気の緩みに直結します。香川県内で屈指の有名店であるにもかかわらずこれまで素通りし続けていましたが、今度こそということで訪れました。

香川一福とは何の関係もない

うどん一福の外観

もともと一福は1976年頃から30年近くこの地で続いた店だったといいます。2005年にいったん閉店しますが、「中村うどん」で修業した現在の店主が屋号を受け継いで2007年に再びオープンさせました。

1995年から96年にかけて高松に住んでいた私にとって国分寺といえば「ジャンボ」で、職場のメンバーで「昼飯を食いに行こう」ということになると車に乗って釜揚げうどんを食べに行っていました。間違いなくその際に一福の前を通っていたはずですが、今となっては思い出せません。そのジャンボもいつの間にか無くなっていました。

ちなみに神田の「香川一福」とは何の関係もないそうです。

「なかむら」の弟の店で修行した店主

現在の店主が修行した丸亀市土器町の「中村」は「客が裏の畑へ行って自分でネギを抜いて刻む店」として知られる「なかむら」の店主の弟が経営する店です。

「なかむら」はしなやかなコシがある細麺が特色となっていて、麺も出汁も極上で感動的な美味さでした。その弟の店で修行したのですから一福も大いに期待していいでしょう。

営業中と書かれた看板とトラック

綾川町の「田村」から車で15分くらいかけて一福に移動しました。奥に見えるトラックの他、写真には写っていませんが数台の車が駐車場で10時の開店を待っており、「営業中」と書かれた看板が出されると一斉に店内に入っていきました。

広々とした店内

広々とした店内の壁際と中央にテーブルと椅子が並べられており、向かい合った席の間にはしっかりとアクリルの板が立てられています。

超個性的な讃岐うどんの名店

kakeudon.hateblo.jp

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シルクのような口当たりのグミ系うどんだった

かけうどんの小

かけうどんの小です。

牛筋煮込みとエビ天とかけうどんの小

牛筋煮込みとエビ天も取りました。薬味を取るためのスプーンは使い回しではなく一人一本ありました。

フワフワとしたシルクのような口当たりの細麺ですがしっかりとした弾力も残っており、いかにも「中村」で修行した「グミ系」のうどんです。出汁はイリコの旨味がたっぷりと詰め込まれており、香りも素晴らしいものがありました。

牛筋煮込みは柔らかく口の中ですぐにほぐれ、エビ天もプリプリ感がしっかりと残って素晴らしいものがありました。

うどん一福について

主なメニュー

かけうどん     270円

ぶっかけうどん   330円

釜玉        380円

しょうゆうどん(小)270円

地図

店舗概要

うどん一福

香川県高松市国分寺町新居169-1

087-874-5088

営業時間10:00~14:00

定休日 金曜

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