全国のうどんを制覇したい!

日本は地域ごとに独自の食文化があり、どこを旅しても生活に密着したうどんを楽しむことができます。うどん専門ブログとして全国各地の超個性派うどんを制覇していきます。

タモリも立ち寄るうどん平の麺はフワフワだがコシもあった

うどん平(たいら)は博多うどんの人気店で、タモリが帰省時に立ち寄る店として知られています。平打ち麺は柔らかい中にもコシがあり、麺と出汁の両方を楽しめるうどんでした。

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博多ではラーメンよりうどんらしい

私のように東京で暮らしている者が「博多」と言われてまずイメージするのはラーメンではないでしょうか。渋谷や新宿を歩けば街には豚骨ラーメンの店があふれており、「長浜ラーメン」という名前は博多を一度も訪れていないような人でも知っているのではないかと思います。

しかしタモリや博多花丸・大吉に代表される福岡出身の芸人が必ず言うのが、「博多の人間はラーメンなんて食べない。食べるのはうどんだ。」ということです。特にタモリは「うどんは博多に限る」「うどんにコシはいらない」「讃岐うどんは固すぎる」と度々発言し、讃岐うどんのファンたちをモヤモヤさせ続けてきました。

博多うどんを食べてみたいと思った

どうやらタモリは「コシ」と「固さ」を混同しているようであり、私自身はそんな発言は全く気にはしていません。しかしその一方でそこまで言うのなら博多のうどんを一度食べてみたいと感じるのは当たり前です。

博多は簡単に行ける場所ではないと勝手にイメージしていましたが、調べてみるとLCCを利用すれば福岡空港まで衝撃的な料金で往復できるようです。それなら行くしかないでしょう。

タモリが帰省時に立ち寄る人気店

うどん平の正面

1974年12月に創業した「うどん平」はタモリが博多に帰省した際に必ず立ち寄る店として知られています。

もともとは博多駅前で45年営業し、ビルの建替えのため2019年に現在の地に移転してきました。博多駅からは10分程度の距離のようで、福岡入りしてあちこち飛び回る前に腹ごしらえをする場所として最適です。

店内の行列

この日の福岡はとんでもない暑さでした。お昼時なのに店の前に行列がなく拍子抜けしたのですが、よく見ると順番待ちの人は店内に入って並んでいるようです。

カウンター席とテーブル席

店内はL字型のカウンター席に加えてテーブル席もありました。当然ながら満席で、手前の空きスペースは順番待ちの客が埋め尽くしています。

うどん平のメニュー

全国各地のうどんの中で恐らく博多にしかないのがごぼうの天ぷらと、魚のすり身を丸く延ばして揚げた丸天でしょう。博多うどんの場合は「肉ごぼう」「丸天ごぼう」「他人ごぼう」等々、定番メニューに何か別のものをトッピングするのが一般的なようです。

袋麺の類は使用せず、ちゃんと生麺を茹でるところからやっていました。

博多うどんの名店

kakeudon.hateblo.jp

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柔らかだがちゃんとコシもあった

肉ごぼううどん

博多うどんで最も定番の食べ方だという肉ごぼううどんを注文しました。甘く煮込まれた牛肉と薄くスライスしたごぼうの天ぷらが表面を覆っており、ドンブリそのものがもう熱々です。

出汁はあっさりスッキリとしており、そこに煮込んだ肉の甘みやごぼう天からのコクが加わり、味に深みが増していました。ごぼう天の出汁に浸かった部分はシャキシャキとしており、そうでない部分はパリパリしています。

うどん平の平打ち麺

麺はやや平打ちに近くフワフワとした食感で出汁がよく絡んでおり、中心部分に弾力(要するにコシ)もありました。全体的に柔らかですが、その分だけごぼう天の食感がアクセントとなっていたように思います。

空になったどんぶり

柔らかい麺のうどんは出汁を味わうためのものという場合が多いのですが、こちらでは麺も出汁も楽しむことができ、しっかりと完食しました。

うどん平について

主なメニュー

かけ    350円

ごぼう   500円

丸天ごぼう 600円

ごぼう  700円

他人ごぼう 800円

地図

店舗概要

福岡県福岡市博多区住吉5-10-7 第3住吉ハイツ1F

営業時間 11:15~15:00

定休日 日・祝

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