「手打ちうどん上田」はことでん太田駅のすぐ前にあるうどん店です。ガイドブックやネット記事等で取り上げられることは少ない店ですが、麺も出汁も最高で香川で五本の指に入る店ではないかと思います。
- ことでん太田駅前の「手打ちうどん上田」
- ガイドブックやネット記事では取り上げられない店
- 近隣の人々で混雑する完全セルフの店
- 何から何まで最高のうどんだった
- 香川で五本の指に入ってくるうどん
- 手打ちうどん上田について
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ことでん太田駅前の「手打ちうどん上田」
うどんの食べ歩きで香川を訪れる場合のほとんどは寝台特急サンライズ瀬戸を利用し、現地では2泊しています。朝の7時半ごろ高松に到着して駅前のレンタカー屋が開くと同時に車を借りて食べ歩きを開始し、翌日の夕方に返すというのがいつものパターンです。
高松築港駅のホームは石垣に囲まれた高松城の内堀に隣接しています。瀬戸内海とつながっているためタイやフグが泳いでいる場合もあります。
ことでんの車内に貼られたこの広告ほど、自分が地方にいることを実感させるものはありません。
乗車時間約14分で太田駅に到着し、駅を出ると目の前にあるのが「手打ちうどん上田」です。
ガイドブックやネット記事では取り上げられない店
讃岐うどんはガイドブック等で取り上げられる機会も多く、またネットを検索すれば「おすすめ店〇〇選」といった記事が山のようにヒットしてきます。しかしそのような特集で上田が取り上げられている事例はほぼ無いのではないでしょうか。
一昨年の12月に手打ち麺や大島に行った際に太田駅前にうどん屋があることには気づいていましたが、その時は入ってみようなどとは全く思いませんでした。
今回の旅をするにあたって私がリストアップした店の中にも入っておらず、当初は別の店に行くつもりだったのですが、急遽予定を変更して上田を訪れることに決めたのは前夜です。
近隣の人々で混雑する完全セルフの店
「さぬきうどん全店制覇攻略本」によれば手打ちうどん上田の創業は1973年で現在とは違う街道沿いにあったといいます。
現在の地に移転して改装オープンしたのは2017年で、今では近隣の人々を中心に土日やお昼時には行列ができるような店になっています。
日曜日の開店直後でしたが、そんな時間でも行列ができていました。店の前の駐車場を1区画つぶしてテントを張り、その中でもうどんを食べられるよう工夫しています。
店内はテーブル席とカウンター席で、かなり狭めです。うどんのメニューとしては小と大と特大の3種類に加えて季節限定メニューのしっぽくうどんのみのようです。しっぽくうどん以外はどんぶりにうどん玉を入れて渡されるだけで、自分で湯煎して温めて自分で出汁を注ぐ完全セルフの店です。
こんなところにまでテーブルが置かれていました。
周辺のうどん
何から何まで最高のうどんだった
かけうどん小です。
ジャガイモの天ぷらが何とも珍しかったので取ってみました。
麺はやや細目で、ツヤツヤピカピカしていていかにも美味そうです。このような見た目の素晴らしいうどんに騙されたことはこれまで一度もなく、今回も口当たり、歯ごたえ、コシ、のど越しのどれを取っても素晴らしいものがありました。イリコが効いた出汁も美味く、最高のうどんだったのではないかと思います。
始めて食べたジャガイモの天ぷらもふわふわホクホクしていてひたすら甘く、うどんのサイドメニューにうってつけでした。しかしこれで完全に胃が膨れてしまい、次の店で苦しむことになります。
香川で五本の指に入ってくるうどん
手打ちうどん上田は今回の旅で見つけた最大の掘り出し物ではなかったかと思います。「香川で三本の指に入る」とまでは言いませんが、「五本の指」には入ってくるくらいのうどんではないかと思います。
手打ちうどん上田について
主なメニュー
かけうどん小 280円
かけうどん大 380円
しっぽくうどん小 590円
しっぽくうどん第 700円
しっぽくうどん特 820円
地図
店舗概要
087-865-8037
営業時間9:00~14:00
定休日 月曜日
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