「純手打ちうどん よしや」は香川県の中でも讃岐うどんの激戦区である飯野山山麓に位置しており、機械を一切使わない完全手作業で打ったうどんが食べられます。
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讃岐うどんの激戦区「飯野山山麓」
香川県の中で丸亀市・坂出市・善通寺市・仲多度津郡・綾歌郡を総称して「中讃(ちゅうさん)」と呼びます。(観音寺市と三豊市が「西讃」、高松から東が「東讃」)金刀比羅宮が鎮座する象頭山がどこからでも見える中讃は香川らしさ満載のエリアで、その中でも特に「讃岐富士」飯野山や「水が流れていない1級河川」土器川周辺には超個性的なうどん屋が集結しています。
「純手打ちうどん よしや」は2009年創業という比較的新しい店で、飯野山山麓という讃岐うどんの激戦区に位置しています。
完全手作業で麺を打つ人気店
屋号に「純手打ちうどん」と付いているだけあり、よしやは機械を一切使用せず完全手作業でうどんを打つことにこだわっています。
「うどん県」香川と言えど全て手作りという店は少なくなってきており、特に最も大変な最終段階の「切り」になると「麺切りカッター」等の機械を使用している店が大部分であるようです。
よしやではこねて延ばした生地を折り畳み、包丁を使用して手切りしています。これにより麺に捻じれが生じて出汁がよく絡むようになり、一本一本の麺の太さが微妙に異なることから素朴で力強い味になるといいます。
もともとは地元民だけが知っている店だったのが口コミで評判が広がって全国ネットのテレビでも再三取り上げられるようになり、現在では香川を代表する人気店となっています。
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よしや独自のセルフの流れ
よしやでこの日4店目でしたが、まだお昼前だったので店の外まで伸びるような行列はありませんでした。
よしや独自のセルフの仕組みです。まず食券を買って店員に渡し、トッピングを取って待ちます。そしてうどんを受け取る際にどこの席に座るか案内されました。
店内にはカウンター席とテーブル席、座敷席があります。人気店ですが意外なほど狭く、ちゃんと座れるか心配しましたが、食べ終わった人が次々と出ていくのでスムーズに流れていました。最終的に案内されたのはカウンター席です。
スッキリとした出汁が縮れた麺とよく絡む
この日3杯目のかけうどん小です。ネギとしょうがを多めに入れることがかけうどんを美味しく食べるコツのようです。
かけうどんに最も合うサイドメニューとされるちくわ天は火が通りやすくなるよう半分に切られていました。
「麺の太さが不揃い」というのが手切りの特徴とされていますが、ほぼ揃っているように見えます。それだけ店主の技術が高いのでしょう。縮れはしっかりとあります。
讃岐うどんとしては細めの麺はモチモチしていながら滑らかな口当たりで、しっかりとしたコシもありました。出汁はスッキリとしていて縮れた麺とよく絡み、バランスの取れた味わいとなっていたように思います。
「純手打ちうどん よしや」について
主なメニュー
かけうどん 280円
温玉ぶっかけ 360円
讃岐もち豚の肉うどん 500円
すだちひやひや 460円
地図
店舗概要
0877-21-7523
営業時間7:00~14:50
定休日 火曜日
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