松山の「mammam(まんま)」は道後温泉本館のすぐ近くにある店で、松山名物鍋焼きうどんの人気店です。よく煮込まれた麺としっかりとした和風の出汁が特徴の店ですが、二人だけで運営しているようなので時間がかかります。
「アサヒ」は松山における鍋焼きうどんの元祖的存在の店で、今年で77年の歴史があります。ずっしり感のある麺と甘いつゆが合っており、全体的な満足感のある店でした。
松山の「ことり」は鍋焼きうどんの名店で、1949年創業という長い歴史を持った店です。すっきりとした和風出汁と柔らかな麺には七味唐辛子が合っていたと思います。
埼玉県飯能市の浅見茶屋は武蔵野うどんの人気店で、秩父の山中という立地ながら客足が絶えません。江戸時代の古民家を改装した店内は歴史と風格が感じられ、絶品のうどんと合わせてもの凄さを感じさせられる店でした。
「祇をん萬屋」は祇園の真ん中に位置するうどん屋で、九条ネギがどんぶりの表面を覆っている写真はほぼ全てのガイドブックに掲載されています。看板メニューのねぎうどんはうどんとネギの食感の違いが素敵でした。
「京都祇園 おかる」は四代百年続くうどん屋で、超一等地に自社ビルを構えることができる程の繁盛店です。人気のカレーうどんはあんみつとよく合っていました。
讃岐うどん大使 東京麺通団は西新宿で20年以上続くうどん屋で、東京のうどんに絶望していた頃の私がひたすら通った店です。今回8年ぶりに訪れ、昔と変わらずちゃんとしたうどんを味わうことができました。
丸政はJR中央本線小淵沢駅構内の立ち食いそば屋で、「山賊そば」と「海賊そば」が看板メニューの店です。大き目の鶏モモ肉の唐揚げをのせた山賊そばは何度でも通いたくなるようなクセになる味わいでした。
「あご出汁うどん こがね丸」は福岡空港の保安検査場の先の出発ロビー内に位置する店です。「あごだしつゆ」を使用した甘い出汁をコシのある麺が受け止めており、博多うどんとは少々異なるものの美味しいうどんでした。
立花うどんは久留米にある超人気店です。九州自動車道久留米インターチェンジのすぐそばにあってタクシーで訪れるしかありませんでしたが、麺も出汁も具も感動的な美味さでした。
大福うどんは創業70年の歴史ある店で、博多一番街に店を構えています。強めのだしと芯まで柔らかい麺が特徴で、最も標準的な博多のうどんであるように感じられました。
二〇加屋長介(にわかやちょうすけ)は博多独自のうどん文化である「うどん居酒屋」の先駆者的存在です。博多駅に直結したJRJP博多ビル店は一人でも気兼ねなく入ることが可能で、多彩なメニューを満喫することができました。
因幡うどん博多デイトス店は博多駅筑紫口にある歴史のある店です。ふんわりと柔らかい麺に和風出汁が絡んでおり、これ以上ない優しい味わいのうどんでした。
春月庵(しゅんげつあん)承天寺前店は「饂飩蕎麦発祥之地」の石碑が建つ承天寺のすぐ前にある店で、130年の歴史を持つ製麺会社が運営しています。鎌倉時代の製法を可能な限り再現した「中世博多うどん」は柔らかい餅のような麺とスッキリとした出汁が一体化…
「TOKYO SUNFLOWER IIDABASHI」は飯田橋の中心部に位置する立食いの讃岐うどん店です。「おにやんま」で修業した東大アメフト部ファンクラブ会長が店主を務める店のうどんはさっぱりとした麺と上品なイリコ出汁が合っていました。