2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
おか泉(おかせん)は比較的新しい店ながら讃岐うどんを代表する人気店で、客の8割が「ひや天おろし」を注文します。麺の柔らかさ、滑らかさ、しっかりとしたコシの3要素が極限の所で並び立ち、口にものどにも優しいうどんでした。
小縣家はしょうゆうどんが看板メニューの店で、「満濃うどんトライアングル」と呼ばれる交差点に面しています。自分で大根をおろす店で、麺自体が美味でした。
やまうちうどんはうどんの美味さに加えてノスタルジー感あふれる立地や店構えが印象的な讃岐うどん店です。出汁が実にうまく、コシが強めの麺がそれを受け止めていました。
うどん本陣山田家本店は「釜ぶっかけ(卵黄付)」がおすすめで、太麺のずっしり感を楽しめます。四国霊場第85番札所八栗寺の参道にあり、登録有形文化財の屋敷の座敷で極上のうどんを食べることができます。
竹清(ちくせい)本店は高松市内の中心部に店を構えています。うどんはもちろんのこと、天ぷらにも力をいれており、半熟卵の天ぷら発祥の地となっています。柔らかさと弾力を兼ね備えた麺がだしの美味さを受け止めており、天ぷらも最高でした。
池上製麺所は先日お亡くなりになった「るみばあちゃん」の店として全国的に有名です。彼女が遺した味は全て孫が引き継いでおり、かけうどんの出汁の美味さが印象に残りました。
橋本製麺所は製麺と卸だけをやっている店で、客はマイどんぶりにうどんを分けてもらい、しょうゆをかけて店先で「勝手に」食べていきます。一玉なんとたったの80円、それだけで十分に満足できるうどんを味わうことができました。
町田の「山下本気うどん」の「鶏天タルタルぶっかけ」は最強レベルのコシの強いうどんと柔らかな鶏天、卵が利いたタルタルソースの取り合わせが見事でした。丸亀製麺の「タル鶏天ぶっかけ」と比べ、全体的に上品でうどんの味を引き立てていたようです。