大福うどんは創業70年の歴史ある店で、博多駅の地下街に店を構えています。薄めることもできるくらい強めのだしと芯まで柔らかい麺が特徴で、この二つがよく合っていました。
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博多一番街に朝から開いているうどん店がある
「新幹線の駅というものは街はずれにあり、栄えている側と栄えていない側がある」というのが私のイメージでしたが、初めて訪れた博多駅は福岡市のど真ん中にあってどちら側も均等に栄えているように見えます。それでもよく見ると微妙な違いというのはあるもので、東側の筑紫口には巨大な駅ビルがあるのに対し、西側の博多口は博多阪急・アミュプラザ博多・KITTE博多等々の様々な施設の連合体のようでした。
ビルの種類が違えば地下も変わってくるもので、博多駅の地下街は複雑すぎて3泊4日程度の滞在で把握できるようなものではありません。博多一番街に朝から開いているうどん店があるという情報は入手していましたが、そこにたどり着くのは大変でした。
70年以上の歴史があるうどん店
博多一番街は博多駅の博多口側にある地下街です。博多を代表する名店や超個性的な飲食店が14店揃っており、朝7時から開いていることから朝食もとれて便利です。
大福うどんはそんな博多一番街の人気うどん店です。運営会社の㈱大福フーズがうどんに参入したのが1950年で自家製の麺と秘伝のだしでつくったうどんすきの店「大福」が元祖となっており、なんと70年以上の歴史がある店です。コロナ禍の影響により大福は閉店してしまいましたが、グループ店の大福うどんが現在まで味を受け継いできました。
相当な人気店らしい
朝の博多駅構内をうろうろし、ようやく見つけた大福うどんは博多一番街のちょうど入り口のような場所にありました。
朝7時の開店と同時に入るつもりでしたが、迷った分だけ遅くなりました。早朝ということもあって人通りはまだそれほど多くはないようです。
それでも店内には既に何人もの客がいました。朝の7時半にこれだけいるのですから相当な人気店なのでしょう。
注文はすべてタッチパネルです。これからはうどん屋でもこういうシステムが一般的になっていくのでしょうか。
博多のうどん
芯まで柔らかい麺と強めのだし
今回も肉ごぼう天うどんです。この後に糸島方面へ高速バスで向かい、再び博多まで戻ってくる14時過ぎまで昼食をとれそうにないため、今回の旅で初めて大盛を注文しました。注文してから出てくるまでそれなりに時間が経過しており、ちゃんと生麺を茹でていると思われます。
選び抜いたカツオと昆布で取ったというだしはかなり強くしょっぱめで、色もかなり濃いめです。味が濃すぎると感じる方のためにだしを薄めることもできるようです。これまで入った全ての店でごぼう天を食べましたが、こちらが一番ごぼうらしさが残っていたように思います。
麺は太くて芯まで柔らかく、箸で持ち上げるとそれだけで切れてしまうほどでした。これが口に中で団子状態となり、そのまま喉を通っていきます。これをのど越しと言っていいかわかりませんが、これはこれでいいのではないかと思いました。
柔らかめの麺がだしの強さをしっかりと受け止めていました。
大福うどんについて
主なメニュー
かけうどん 470円
丸天うどん 600円
ごぼう天うどん 630円
肉うどん 890円
肉ごぼう天うどん 1050円
地図
店舗概要
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1JR博多シティB1階 博多1番街
営業時間
7:00~23:00
7:00~22:30(日・祝)
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