大福うどんは創業70年の歴史ある店で、博多一番街に店を構えています。強めのだしと芯まで柔らかい麺が特徴で、最もオーソドックスな博多のうどんであるように感じられました。
※2024年7月30日作成、2024年10月29日改定。
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博多一番街に朝から開いているうどん店がある
JR博多駅は福岡の街の中心にあり、見た感じでは東側の筑紫口と西側の博多口がほぼ均等に栄えているようです。オフィス街である筑紫口に対して博多口は商業エリアとなっており、「博多阪急」「アミュプラザ博多」「KITTE博多」「JRJP博多ビル」といった数多くのビルに直結しています。
地上が複雑だと地下街もややこしくなります。「博多一番街」「博多阪急」「アミュエスト」「マイング」「博多デイトス」等々、博多駅の地下街は複雑すぎて一度や二度訪れただけでは全容を把握できるようなものではありません。
大福うどんは博多一番街に位置する店で朝7時から開いており、博多滞在中には非常に重宝する店です。
70年以上の歴史があるうどん店
博多一番街はアミュプラザ博多の地下にある商店街で、博多を代表する名店や超個性的な飲食店が14店揃っています。
大福うどんはそんな博多一番街の人気うどん店です。初めて訪れた際はたどり着くまで大変でしたが、慣れてしまえば簡単で要するにアミュプラザ博多と博多阪急の境で地下に潜ればいいのです。
運営会社の㈱大福フーズがうどんに参入したのが1950年で自家製の麺と秘伝のだしでつくったうどんすきの店「大福」が元祖となっており、なんと70年以上の歴史がある店です。コロナ禍の影響により大福は閉店してしまいましたが、グループ店の大福うどんが現在まで味を受け継いできました。
相当な人気店らしい
大福うどんは博多一番街のちょうど入り口付近、博多阪急との境にあります。
朝7時過ぎの店内には既に何人もの客がおり、相当な人気店であることが伺えます。
注文はすべてタッチパネルです。これからはうどん屋でもこういうシステムが一般的になっていくのでしょうか。
博多のうどん
芯まで柔らかい麺と強めのだし
今回も肉ごぼう天うどんです。
おにぎりが何とも美味そうだったので合わせて注文しました。
選び抜いたカツオと昆布で取ったというだしはかなり強めで色も濃く、味が濃すぎると感じる方のためにだしを薄めることもできます。
麺は太くて芯まで柔らかかったのですが、決してグズグズではありません。まるで杵つきの餅のようで恐ろしいほどきめ細かい口当たりでした。柔らかめの麺がだしの強さをしっかりと受け止めており、恐らくこれが最も標準的な博多のうどんではないだろうかという印象を持っています。
しっかりと煮込まれた肉と玉ねぎはすき焼き風でした。
大福うどんについて
主なメニュー
かけうどん 470円
丸天うどん 600円
ごぼう天うどん 630円
肉うどん 890円
肉ごぼう天うどん 1050円
地図
店舗概要
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1JR博多シティB1階 博多1番街
営業時間
7:00~21:30(月~土)
7:00~21:00(日・祝)
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