「はゆか」は「おか泉」で修行した店主がオープンさせたぶっかけうどんが看板メニューの店で、麺は温か冷か、出汁は濃口か薄口かを選べます。口当たり、コシ、のど越しのどれをとっても最高で、満腹状態でももう一杯だけ余計に食べることができるうどんです。
「羽床」は「はゆか」と読む
「はゆか」は高松と琴平を結ぶ国道32号線から少し南に入った場所にあるセルフタイプのうどん店です。
高松には円座、紫雲、鬼無、三条、勅使、磨屋、御厩といったいかにも歴史がありそうな優雅な地名が現在も数多く残されており、市外ではあるもののはゆかが位置する「綾歌郡綾川町羽床下」も何やら深いいわれがありそうな地名です。
釜たまうどん発祥の地として知られる山越があることもあり、讃岐うどんの食べ歩きをしていると「羽床」という地名はほとんどの人が目にすると思います。これまで全く気にしたことがなかったのですが、「羽床」は「はゆか」と読むことを今回初めて知りました。
平安末期にこの地を拠点としていた羽床氏という豪族と関係していることは間違いないようなのですが、地名が先なのか姓が先なのかは分かりませんでした。
気分や季節に応じたぶっかけが楽しめる
はゆかは「おか泉」で長く修行した店主が2003年にオープンさせた店で、中学時代におか泉で食べたうどんに感動したことがうどん屋を志すきっかけだったといいます。
客の8割が「ひや天おろしうどん」を注文するというおか泉で修行すればどうしてもぶっかけうどんが看板メニューになると思います。店主自身がぶっかけが好きだったということもあり、はゆかでは気分や季節に応じた「ぶっかけうどん」を楽しめるようなメニュー構成となっています。
高松と琴平の中間に位置していることから讃岐うどん食べ歩きの最初、もしくは最後の締めに訪れるのに適しており、田園風景の中にある交差点に面していることから道に迷うこともないと思われます。
麺は温か冷か、出汁は濃口か薄口かを選ぶ
はゆかはイス席・座敷席合わせて72席もあるような大きな店で、駐車場も23台分とたっぷり用意されています。
山越のとなりにでかい看板を出している「ほくろ屋」がこちらにも広告を出していました。
看板メニューはやはりぶっかけで、麺は温か冷か、出汁は濃口か薄口かを選べます。薄口はイリコの出汁をキリっと感じる味わい、濃口は醬油濃いめの甘辛い味付けなのだそうで、それなら温かいぶっかけ、冷たいぶっかけのそれぞれにどちらが適しているかについては何を見ても分かりませんでした。
ぶっかけうどんの名店
満腹でももう一杯余計に食べられる
今回は特におススメだという冷たいぶっかけおろしうどんに濃い口の出汁を選びました。
トッピングはアスパラガスの天ぷらです。
レモンを絞って思い切りかき回し、これで準備完了です。
食べてみるともちもちヌメヌメした食感の麺に出汁がよく絡み、実にぶっかけらしいぶっかけになっていたように思います。口当たりとのど越しの良さは最高で適度なコシもあり、これなら満腹状態でももう一杯だけ余計に食べることができるのではないかと思います。中讃エリアでうどんを食べ歩き、高松に帰る際の最後の締めにいかがでしょうか。
初めて食べたアスパラガスの天ぷらも最高でした。
本格てうちうどんはゆかについて
主なメニュー
ぶっかけうどん 330円
かけうどん 260円
天ぷら 90円~150円
地図
店舗詳細
本格手打ちうどん はゆか
087-876-5377
営業時間10:00~15:30
定休日 月曜
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