手打十段うどんバカ一代は何ともとんがった店名です。高松市の中心地にあって営業時間も長い訪れやすい店で、看板メニューの釜バターうどんは黒コショウとバターがいいアクセントとしてうどんの味を引き立てていました。※2022年9月17日作成、2024年8月21日改定。
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知名度抜群な超人気店
「手打十段うどんバカ一代」は香川でも屈指の知名度を誇るうどん屋です。
讃岐うどん店の店名は店主の名前や「〇〇うどん」「〇〇製麺所」といった穏便なものがほとんどで、このような挑発的かつとんがった店名は目立ちますし記憶に残ります。挑発的と言えばもう一軒「地上最強のウドン ゴッドハンド」という名前の店があり、何と姉妹店なのだそうです。
マスコミで取り上げられることも多く、テレビの旅番組やグルメ番組にはしょっちゅう登場します。また旅行のガイドブックでは前の方のページにでかでかと掲載されるのがいつものこととなっています。
そんな店が高松市の真の中心である瓦町駅から徒歩7分の場所にあり、しかも早朝から夜まで店が開いています。行きやすさは抜群ですから行列ができるのも無理はありません。
営業時間12時間で定休日は元旦のみ
手打十段うどんバカ一代の創業は2004年で、20年間うどんバカを自認してきたことになります。「手打十段」には「極真空手では黒帯だが、うどんに関してはまだまだ白帯。うどんでも早く黒帯を締めたい」という創業時の店主の思いが込められており、「昨日よりもおいしいうどん」を目指して精進を続けた結果、香川を代表する行列店になりました。
営業時間は6:00~18:00で、定休日は元旦だけです。讃岐うどん店の営業時間は午前中から始まって14時頃までというのが一般的で、この場合特に何か書かれていなくても「麺が無くなり次第終了」であることは暗黙の了解となっています。人気店の場合は13時を過ぎると閉まっているのがむしろ当たり前なのですが、「夕6時まで」と打ち出している以上は閉店までうどんを打ち続けなければなりません。
「わら家」や「おか泉」、「山田家本店」のように規模が大きければ問題ないのでしょうが、うどんバカ一代の規模でこの営業時間は異例です。しかも常に出来立てのうどんを食べてもらうため、茹で上がってから10分以上経過したうどんは出さないことにしているそうです。
お勧めのうどん店
看板メニューは「釜バターうどん」
瓦町駅はことでん最大のターミナル駅ですが、繁華街の反対側なので住宅地の真ん中に店があるような感覚です。2時間待ちになったりすることもあるようですが、込みそうな時間を避けたので行列はありませんでした。
店内にはカウンター席・テーブル席に加え座敷席もあります。高松市の中心地にあって営業時間も長いことから芸能人も訪れやすいようで、店内の3方向の壁がほぼサイン色紙で埋まっています。
手打十段うどんバカ一代といえば「釜バターうどん」が看板メニューです。食べたいうどんを注文して受け取り、トッピングをのせた後に会計をするという一般的なセルフの店ですが、ほとんどの客が釜バターうどんを注文していることもあって、番号札を渡されて一旦席に戻り、茹で上がるのを待つというのが流れとなっています。
黒コショウとバターがいいアクセントだった
釜バターうどんは釜あげうどんにバターを乗せ、黒コショウをたっぷりかけて供されます。この時点で黒コショウの香りがプンプンしていました。
そこに生卵を投入します。
次に醤油をかけます。
しっかりとかきまわして準備完了です。
極太麺がモチモチの極みになっていました。のど越しが素晴らしく勢いよく啜りこむことができ、一方で噛んでみてもいい感じです。醤油によりバターの甘さが引き出され、黒コショウがいいアクセントとなっていました。
普通の釜たまよりもコクがあったように思います。
手打十段うどんバカ一代について
主なメニュー
元祖釜バターうどん(小)490円
釜あげうどん 330円
しょうゆうどん 320円
温玉肉ぶっかけうどん 540円
地図
店舗概要
087-862-4705
営業時間6:00~18:00
定休日 元旦
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