高松の太田うどんは製麺所に併設された店で、早朝から出来立てのうどんを食べることができます。駐車場が狭いので入店できるか否かは運次第かもしれません。※媒体によっては「おおしまうどん」と表記されていますが、当ブログではHPで使用されている「大島うどん」を使用します。
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70年近い歴史の店だった
讃岐うどんで「大島」というと太田上町の「大島うどん」、太田下町の「手打ち麺や大島」と松縄町の「大島家」の3店が引っ掛かります。この中でわかめうどんが看板メニューの大島家だけは別系統で、大島うどんと手打ち麺や大島が姉妹店という関係となっています。なんでも手打ち麺や大島の店主の実家が大島うどんなのだそうです。
太田上町の大島うどんはHP上では「うどん一筋50年」と記されていますが、1955年(昭和30年)創業ということですから実際は70年近い歴史のある店ということになります。
製麺所直営店の出来立て麺
一般的に讃岐うどんの店は「一般店」・「セルフ」・「製麺所」という3タイプに分かれるとされており、大島うどんはその内の製麺所タイプの店です。
製麺所タイプの店の中には本当に製麺と卸ししかやっていないという店もあり、客は持参したマイどんぶりに麺を分けてもらって店先で「勝手に」醤油をかけて食べます。本業に支障をきたさないよう、毎日1時間だけ店を開けるという店もあります。
大島うどんはそこまで極端ではなく、製麺所直営のセルフの店で出来立てのうどんを食べることができます。製麺所タイプの店は朝早いのが特徴で、大島うどんも朝6時から店が開いています。
店に入れるか否かは運次第?
このあたりは住宅街と田園風景が広がる境目のような場所で、高松築港駅から基本的に複線だったことでんも太田を過ぎると完全なる単線になります。「空港通り」と呼ばれる国道193号線がメインの通りですが、大島うどんはそこから少し奥まった場所を通る塩江街道沿いにあり、住宅街の中ということもあって駐車場が3台分しかありません。
そのため車の場合は店に入れるか否かは運次第です。土曜日の朝、私がたどり着いた時には幸いにも1台分だけ空いていました。
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理想的と言ってもよいうどんだった
大島うどんはそれほど大きな店ではなく、製麺所に併設されたセルフの店ですからうどん玉を受け取って以降は全て自分でやらなければなりません。大島うどんくらいの麺の太さの場合は湯煎は10秒くらいやってください。
この日2杯目のかけどん小です。柔らかそうな麺に出汁が絡んでつやつやピカピカしており、見ているだけで幸せな気分になれます。
かけうどんに最も合うサイドメニューであるちくわ天は半分に切って火を通りやすくしたタイプでした。
「うどんは白くて太くて柔らかい物」という私のイメージにぴったりのうどんです。太麺でありながら滑らかで口当たりがよく、ふっくらとしていながらしっかりとしたコシもありました。
濃いめの出汁が絡んで麺の良さを引き出しており、ほぼ理想的と言ってもよいうどんに仕上がっているように思います。
太田駅周辺には大島うどんに加えて姉妹店の手打ち麺や大島、更には上田製麺所もあります。一つの交差点を挟んで人気店3軒が向かい合っていた、伝説の「まんのううどんトライアングル」のような地域になる可能性もひょっとしたらあるのではないでしょうか。
大島うどんについて
主なメニュー
かけうどん小 260円
かまたま小 340円
焼きあげぶっかけ小 350円
しっぽくうどん小 500円
地図
店舗概要
087-866-8383
営業時間6:00~15:00
定休日 年始
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