全国のうどんを制覇したい!

日本は地域ごとに独自の食文化があり、どこを旅しても生活に密着したうどんを楽しむことができます。うどん専門ブログとして全国各地の超個性派うどんを制覇していきます。

手打ちうどん はりやの行列・絶品だったざると鶏天

手打ちうどん はりやの店内は撮影禁止です。高松市内を代表する人気のうどん屋で、ざるが名物でうどんも天ぷらも絶品でした。営業時間が短く行列も長いのでスケジュールを組むのが大変です。

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これまで後回しにし続けてきた店

「うどん県」を名乗るだけあって香川県内のうどん屋の数は多く、「さぬきうどん全店制覇攻略本2024-25年版」によれば565軒となっています。日本一狭い県と言えど全域に均等に散らばっていると巡る際の交通の便が重要ですが、香川の交通事情はお世辞にもいいとは言えません。

一方、讃岐うどんの食べ歩きは時間との勝負でもあります。人気店の場合は開店前に行って並んでいないと長大な行列に巻き込まれます。一方で営業時間は短い店が多く、それに加えて13時を過ぎれば売り切れで閉店していることを覚悟しなければいけません。

そのうち行こうと思いながら立地や時間の関係でこれまで後回しにし続けてきた店が2軒あり、そのうちの1軒は観音寺のカマ喜riでした。

はりやの看板

残るもう1軒は高松市の「はりや」です。

今度こそ行こうと思った

はりやは高松市郷東町の運転免許センターの手前に位置する人気店で、その名前は私もかなり前から知っていました。どうやら行列がものすごいらしく、間違いなく開店時間のかなり前に行って並んでいなければいけない店なのですが、一方で営業時間は「11:00~麺終了次第」というなんとも微妙な時間帯となっています。

「11時」というのは高松市内の早朝から開いている店を巡り終えて郊外の店へ向かっている時間であり、あるいは坂出や善通寺あたりから高松に戻り始める時間です。午前中に何軒回れるかが勝負の讃岐うどん食べ歩きにおいて一番動き回っていなければいけない時間帯であり、何もせずただ並んでいるだけというのは少々辛いものがありました。

しかしそんなことばかり言っていてはいつまでたっても行けません。二泊三日の最終日ははりやへ行くことを最優先にスケジュールを組みました。

瀬戸内の風景

同じ郷東町のひさ枝で朝食をとり、海に面した工業団地で1時間半くらい瀬戸内海の風景を眺めて時間をつぶし、店に到着したのは開店の40分くらい前だったと思います。

開店40分前にもう行列

はりやの創業は1997年ですから30年近い歴史があることになります。東京に住む私が知っているような有名店ですが、立ち上げに関する情報は恐ろしく少なく「源内うどん郷東店」の店長が独立したということくらいしか分かりませんでした。かしわざるうどんが絶品の店で、店内は撮影禁止であるようです。

開店前のはりや

災害級の暑さということもあり、観音寺のカマ喜riでは開店5分前までみんな駐車場の車の中にいたのですが、はりやでは既に行列ができていました。

行列の最後尾

私が8番目くらいでした。これなら開店して第一陣で中に入れるでしょう。

店内は撮影禁止

建物の外観から想像がつくと思いますが、はりやの店内は細長く、その大半をL字型のカウンターが占めています。「L字」といっても縦の線が限りなく長く横の線が短いLで、短い方には2人くらいしか座っていなかったように記憶しています。

当然ながら開店と同時に満席となり、それ以降の人はL字の長い方に座った客の背後のスペースに並びます。そこもいっぱいになるといよいよ外で待たなければいけません。

厨房も人がすれ違うのが大変そうなくらい細長く、その中を店員が右に左に動いています。そして中央に店内撮影禁止である旨の注意書きがありました。

店主は決して強面ではなく、親子連れの客に積極的に話しかけたりしていました。

ざるうどんを食べるべき店

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ざるも鶏天も絶品だった

「かけ」や「しょうゆ」、「釜あげ」等も注文できますが、はりやは基本的にざるうどんの店のようでほとんどの客が「かしわざる」や「いか天ざる」を注文していました。私も看板メニューだというかしわざるを注文しました。

磁器の皿の上に置かれた丸いすだれに半透明でピカピカ光ったうどんと玉子くらいの大きさの鶏天が6個盛られています。大盛にしたわけではないのに麺の量は多く、1.5玉くらいあったと思います。箸で持ち上げてみるとずっしりとした質感がありました。

麺はモチモチぷるぷるした食感で口の中に吸い付いてきます。決して冷たすぎではなくどちらかというと生ぬるいくらいの温度でしたが、むしろそれにより麺の味が良くわかりました。

つゆはカツオの風味が強く、麺の甘さを引き出していたと思います。

揚げたてでサクサクした鶏天はジューシーで絶品でしたが、ひさ枝の巨大唐揚げを食べた後に6個というのはやはり無謀でした。本当はもう何店か回るつもりだったのですが、どうやらあと一軒が限界のようです。

行列がさらに長くなっていた

はりやの行列

食べ終わって外に出たら行列はさらに長くなっていました。この人たちに加えて建物内の空きスペースにびっしりと順番待ちの人が立っているのです。

駐車場

15台くらいあるという駐車場も完全に満車でした。

手打ちうどん はりやについて

主なメニュー

きつねうどん             450円

天ぷらうどん             650円

かしわざるうどん      750円

いか天ざるうどん      750円

かしわ釜あげうどん  850円

地図

店舗概要

香川県高松市郷東町587-174

営業時間 11:00~14;00(麺終了次第)

定休日 日曜・祝日

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