弘前の「自家製うどん たいら」は和食料理人として経験を積んだ店主が昨年1月にオープンさせた店です。麺も出汁も特定の系統に属さない独自路線で、まさに「津軽うどん」そのものでした。
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昨夏から知っていた店
「うどんたいら」は弘前市にあるうどん屋です。昨年の1月にオープンしたばかりの店ですが、週末や連休なとは開店前から行列ができるといいます。八戸~弘前と巡った昨年7月の時点で既にこの店の情報は入手していましたが、この時はスケジュールの関係で見送らざるを得ませんでした。
再び弘前を訪れることになり、あれこれ調べている最中に昨年チェックしていた「たいら」を思い出しました。帰りの新幹線の関係で今回も時間的に厳しいものがありましたが、いろいろやりくりすれば何とかなりそうです。
人気ラーメン屋の創立メンバーが独立した
「たいら」の店主はアメリカの寿司店や弘前のホテルで働いた経験のある和食料理人です。地元の人気ラーメン店「いち松」の開店に一から加わり、和食の経験を活かすために独立してうどん屋をオープンさせました。
北海道産の小麦粉「きたほなみ」を使用して店内で製麺し、出汁は数種類の煮干しやかつお・昆布でとっています。「いち松」では醤油ラーメンとご飯物を担当していたということで、「小天丼」や「お刺身ご飯」といったメニューも用意されています。
純正青森弁に感動
「たいら」は弘前駅から徒歩約23分という住宅街の中にあります。地図をみてもバス停のようなものはなく、また周辺に目印となるようなものも見つかりません。
岩木山神社から戻ってきたら「たいら」で昼食をとり、神社をさらにもう一社巡るというのがこの日の予定です。夕方には新幹線に乗るために新青森へ向かわなければならず、ここで時間を使いすぎる訳にはいきません。そのためうどんの食べ歩きでは初めてタクシーを利用しました。
スマホにグーグルマップを表示して運転手に見せるとすぐに場所を理解し、「ここは弁当屋があった場所ですが、今はうどん屋なんですね。」という内容を純正の青森弁で話してくれました。これまでテレビでしか聞いたことのなかった青森弁を至近距離で聞けて感動しました。
綺麗な店内と製麺スペース

弘前駅からタクシーに乗り、1000円くらいで「たいら」に到着しました。

弁当屋だった建物を居抜きで使用しているということですが、ド新品のまっさらな店に見えます。

綺麗な店内にカウンター席やテーブル席が並んでいます。

弁当屋の時は焼き鳥を焼いていたという小部屋で、こちらが製麺スペースであるようです。

王道のメニューが並んでいます。左端に「生姜・わさびを欲しい方はお声がけ下さい」と書かれているのを見落としてしまったことが惜しまれます。
東北のうどん(記事は下に続きます)
まさに「津軽うどん」だった

注文したのはかけうどんです。鰹節とゴマがかかっているのが店独自の工夫であり、全体的に赤みがかって見えました。出汁は最初はイリコの風味でしたが、食べている間に鰹が強くなっていきます。最終的には完全な関西風になりました。

麺は表面がぬめッとしていて弾力が強く、のどで四角を感じられました。しかし決して硬いうどんではなく、関西風になった出汁と良く合っていました。「讃岐」「博多」「関西」といった特定の系統に属するものではなく、まさに「津軽うどん」であったと思います。

ちくわ天は香川ではかけうどんに最も合うトッピングとされ、店によって様々な工夫が凝らされています。「たいら」では半分に切ってから揚げられており、ちくわの旨味が凝縮していました。
全体的に大変によくできたうどんだと思います。こんな店の評価が3.1だというのですから、食べログなんて信用してはいけないのです。
「自家製うどん たいら」について
主なメニュー
かけうどん 650円
ぶっかけうどん 750円
月見うどん 800円
シン・津軽うどん 1050円
天ぷらうどん 1250円
地図
店舗概要
青森県弘前市和泉1-16-3 (「和泉」は「わいずみ」と読みます)
営業時間
11:00~15:30 17:00~20:00(火~金)
11:00~16:00(土・日)
定休日 月曜日
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