「うどん屋 しろ」は青森では有名な人気店で、最寄駅から徒歩30分の田園風景の中に位置しています。麺も出汁も天ぷらも素晴らしく、こだわりのメニューは東日本でトップクラスの店ではないかと思います。
- ラーメン文化圏だった青森
- 青森で有名な「平内町のしろ」
- 炎天下に駅から30分歩いた
- うどん屋しろのメニュー
- 麺も出汁も天ぷらも最高
- 間違いなく東日本でトップクラス
- 「うどん屋 しろ」について
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ラーメン文化圏だった青森
東北地方のうどんと言えば秋田の稲庭うどんと盛岡のじゃじゃ麺が有名ですが、ほとんどの地域はどちらかと言えばラーメンの文化圏であるように思います。福島の喜多方ラーメンや白河ラーメンの知名度は全国レベルであり、山形に至ってはラーメン消費量日本一という県です。
青森を旅するに際してあらかじめ麺事情を調べてみると、こちらもまたラーメンが人々の生活にしっかりと根付いていることがわかりました。近海でイワシが豊富に獲れることからこの地では煮干しでだしをとることが一般的で、県内の各地域に煮干しを利用したご当地ラーメンがあるといいます。その影響でそば屋の数は少なく、うどん屋はもっと少ないのだそうです。

そんな青森にもすばらしく美味いうどん屋がありました。
青森で有名な「平内町のしろ」

「うどん屋 しろ」は下北半島と津軽半島に挟まれた夏泊半島の付け根(赤丸)にある店で、青い森鉄道(かつての東北本線の青森県内の部分)小湊駅から約2㎞という場所に位置しています。

東北を貫く大動脈の国道4号線(矢印)に面して広大な駐車場を構えており、青森県民が八戸や下北半島から青森市に帰る際は必ず前を通ることになります。そのため「平内町のしろ」と言えば青森では有名で、「平日の昼前でも満席」「並んでも食べたい」「うどん界の異常事態」と恐れられる存在であるようです。
うどん屋しろの創業は2015年です。札幌で働いていた店主が客として通っていたうどん屋の味に魅せられ、それをきっかけとしてうどんの修行をしてオープンさせたといいます。YouTubeでは何本もこちらの動画が投稿されており、この麺だったら間違いなく美味いだろうと思えたので行ってみることにしました。
しかし実際にスケジュールを組んでみると訪れるのはなかなか大変で、どうやら二泊三日の三日目はしろのうどんを食べるだけで終わってしまいそうです。
炎天下に駅から30分歩いた

弘前を朝の8時過ぎに出て青森で乗り換え、小湊に着いたのは9時53分でした。


絵に描いたような田舎の駅ですが、無人駅だらけの青い森鉄道の中では数少ない有人駅です。

こんなポスターが貼ってあったのは、近隣に三沢基地があるためでしょうか。

想像していた通りの駅前ですが、客待ちのタクシーが1台停まっていたのが意外でした。ここから約2㎞、30分歩かなければなりません。

最初は「元商店街」といった街並の中を進みます。


道は青い森鉄道の線路と国道4号線に挟まれたような位置にありました。右手のキングコングが叫んでいるような形状の山は引ノ越山で、岩山を採石業者が削りまくった結果このような形になったといいます。


川を越えれば周囲は田園風景になります。この日の気温は相当高かったはずですが、東京と違って湿度が低く風さえ吹けば爽やかさも感じられました。

左手に見えてきた建物がうどん屋しろで、開店30分前にもかかわらず既に並んでいる人がいます。

四番手だったので、これなら待たずに入れそうです。
東北で楽しめる麺類(記事は下に続きます)
うどん屋しろのメニュー
暑さのせいか開店時間20分前の10時40分に店に入れてくれ、日向で30分待つ覚悟だったので大いに安堵しました。早く来たのでほとんど待たずに済みましたが、開店後に来たりすると2時間待ちが当たり前のような店のようです。


店内はカウンター席と4人掛けのテーブル席が並んでおり、清潔で明るい店内は香川の「時とまるUDON」を思わせるものがあります。

つめたいうどんはぶっかけ・温かいうどんはかけがメインとなっており、香川でおなじみのざるや釜あげがありません。単なる讃岐うどんの店ではないという、こだわりを感じさせるたメニューとなっています。

飲み物で「りんごジュース」というのはさすが青森のうどん屋です。
麺も出汁も天ぷらも最高
初めての店ではかけうどんを注文することにしているのですが、暑さの中を30分も歩いた後なので体が冷たい麺を欲していました。

注文したのはちくわ天ぶっかけうどんとかしわ天で、ちくわ天は2本ついていました。透明感のある白い麺がピカピカしており、箸を持たなくても見ただけでずっしり感が伝わってきました。
おちょこの中のつゆは足りなくなった際に継ぎ足すためのもののようです。この時点で15分ほど経過しており、注文が入ってから麺を茹で始めていると思われます。

麺にいい感じの粘りと弾力があり、表面はモチモチとしていてのどを擦っていく感じが素敵でした。
つゆは出汁の風味が感じられ、麺の味をより引き出していたように思います。ドンブリの中のつゆは私には少々薄く感じられ、おちょこの中のものを少し足すといい感じになりました。

ちくわ天はうどんに最も合うトッピングであり、店のこだわりが如実に表現されます。しろのちくわ天は半分に切って揚げており、味の濃さとプリプリの食感が特徴となっていました。かしわ天はひたすらジューシーでした。
間違いなく東日本でトップクラス
青森の田園風景の中でこれだけ素晴らしいうどんを食べることができるとは思っても見ませんでした。全てにおいてハイレベルであり、間違いなく東日本でトップクラスのうどんだと思います。「食べログ」や「百名店」なんて信用してはいけないのです。
しろのうどんを堪能した後は小湊駅まで再び30分歩き、八戸経由でそのまま東京に帰りました。電車の本数が少なくそれ以外のスケジュールが無理でした。
「うどん屋 しろ」について
主なメニュー
かけうどん 550円
ぶっかけうどん 600円
ちくわ天うどん 800円
ちくわ天ぶっかけうどん 850円
えび天ぶっかけうどん 1250円
地図
店舗概要
営業時間
11:00~14:30 水・木・金
11:00~15:30 土・日・祝
定休日 月・火
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