「浅草真九郎」はうどん屋とうどん教室の二刀流の店で、一週間に火曜日と水曜日にしか店を開けません。看板メニューの特製かしわ天ざるは「モッチモッチ」という食感で、ざるうどんのつけ汁がその良さを引き出していました。
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店を開くのは週に火・水の二日だけ
「浅草真九郎」は京浜急行線の雑色駅から徒歩約3分の場所にある人気のうどん屋です。
元々は2022年に浅草で産声を上げた店で、水曜と木曜はうどん店・月曜と火曜がうどん教室という二刀流の店でした。雑色に移転してきたのが2024年9月で現在も二刀流は継続しており、店を開くのは週に火・水の二日だけです。(それもランチのみ)
川崎や蒲田を訪れることはあっても、雑色を訪れる機会なんて滅多にあるものじゃありません。しかも店が開いているのは平日の二日間だけとなかなかハードルが高く、浅草真九郎は長らく行くことができないままでした。
しかしそんなことではいつまで経ってもこちらのうどんを食べることはできません。無理矢理スケジュールを開けて先日行ってきました。

初めて降りてみた雑色駅前の雰囲気はとことん明るく、どうやら住んだことのある人の間では評判の良い街のようです。

活気のあるアーケードの商店街を抜けて3分ほど歩いた先に浅草真九郎は位置しています。
「讃岐と博多の間を狙う新食感」
浅草真九郎の店主は新宿の「慎」と人形町の「谷や」で修業しており、神保町の「直白」の立ち上げにも参加したといいます。2016年からは出張うどん職人として全国を転々としており、「うどんパフォーマー」として活動していた時期もあるようです。
「讃岐と博多の間を狙う新食感」を謳い文句としているだけあって、そのスタイルは独特です。愛媛産・福島産・愛知産の小麦を配合し、真ん中が太く両端が薄くなるように麺を打っています。これによって食べ応えと啜りこみやすさを両立させることができるのだそうです。
かけは伊吹いりこ・真昆布・うるめ節・鯖節から、ざるは鯵煮干・顎煮干・羅臼昆布・鯖節・宗田節と別々の材料を使用して出汁をとっています。
事前に仕入れた情報では「一年を通して冷やしに焦点を当てている」ということであり、それならざるうどんを注文しようと思います。
店主が過去に関わった店(記事は下に続きます)
無茶苦茶な暑さの中で並んだ

開店時間が11時半ということで10分前に来てみると既に「営業中」の札が出ていました。この時点で満席だったうえにさらに店内で二人組が食券を購入中で、決して一番乗りだった訳ではありません。無茶苦茶な暑さの中でわずかばかりの日陰で座って待つしかありません。


まず店内の自販機で食券を買ってから並ぶというのがルールのようです。

店は向かって左側が製麺スペースとなっており、座って待っている背後で最初の客に出す麺が切られていました。

カンカン照りの下で待たなければいけない人への配慮もなされています。

客席は8人が座れるステンレスの大テーブルが1卓だけです。

店の奥には様々なタイプの麺切り包丁が展示されていました。
看板メニューは特製かしわ天ざる

食券自販機のボタンの並びから言っても特製かしわ天ざるを注文しない訳にはいかないでしょう。かしわ天ざるですが、ざるの一番右端に置かれているのは半熟卵天の天ぷらでした。90%以上食べ終わってから気が付いたのですが、輪切りにしたレモンの下に大根おろしが隠れています。

一本一本の麺がべらぼうに長く、つけ汁に浸すのに苦労しました。
食べてみた第一感はフワフワでしたが麺自体の粘りと弾力も適度なものがあり、全体的には「モッチモッチ」という食感だったと思います。(決して「モチモチ」ではない。)「硬い」ことと「コシがある」ことは全然違うということが、これを食べるとよく分かります。
つけ汁は醤油よりも出汁の風味が強く感じられ、その分だけ麺の良さが引き立っていたように思います。
かしわ天はサッパリとした肉がカリカリの食感に仕上がっていました。

食べ終わって外に出てみると猛暑にもかかわらずこれだけの人が列をなしているではないですか。この店がそれだけの人気店であり、また私以上にうどんに詳しい人がこれだけいるのだということを思い知らされました。
「浅草真九郎」について
主なメニュー
ざるうどん 600円
かけうどん 600円
野菜天ざる 1000円
かしわ天ざる 1000円
特製かしわ天ざる 1300円
地図
店舗概要
東京都大田区仲六郷2-18-14
営業時間 11:30~14:30
定休日 月・木・金・土・日・祝日・祝前日・祝後日
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