全国のうどんを制覇したい!

日本は地域ごとに独自の食文化があり、どこを旅しても生活に密着したうどんを楽しむことができます。うどん専門ブログとして全国各地の超個性派うどんを制覇していきます。

「一滴八銭屋」の看板メニュー 創作うどんは太麺の力強い食感が素敵

一滴八銭屋新宿本店は西新宿のヨドバシカメラの裏手にある店で、創作うどんが看板メニューです。うま味が凝縮したあっさり出汁と力強い食感の太麺の組み合わせは素晴らしいものがありました。

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2002年より前の東京のうどん

関東と関西においては風俗や習慣の点で様々な違いがあり、それぞれ独自の文化圏を形成しています。それは食においても同様で、うどんが好まれた関西に対して東京では江戸時代からそばが人気メニューであり続けました。

東京で讃岐うどんブームが本格化したのは「はなまるうどん渋谷公園通り店」がオープンした2002年とされており、それ以前はうどんなど人々から見向きもされない存在でした。私が子供の頃を振り返ってみてもうどんはあくまでもそば屋でついでにやっているもので、専門のうどん屋というものは見た記憶がありません。

1995年に期限付き出向で高松に異動した私はすっかりうどん好きになって1997年に東京に戻り、その際に東京のうどんのあまりのレベルの低さに愕然とさせられました。同じような思いをしたのが「一滴八銭屋」の創業メンバーです。

「東京にうどん文化を浸透させてやろう」

一滴八銭屋の創業は1999年です。東京に出てきて美味いうどんが食べられなくなった三兄弟が「東京にうどん文化を浸透させてやろう」と決意し、愛媛にある実家のうどん屋で修業してオープンにこぎつけたものです。印象的な店名は「一滴のつゆにもお代を頂戴している」という緊張感と「一か八か」という気持ちから付けられました。

「茹でたての麺」「創作うどん」「手作り」の三点にこだわり続けており、昼はうどん屋で夜は居酒屋として運営されています。現在では新宿西口に四業態の店を展開する「一滴グループ」を形成するまでになりました。

看板メニューは創作うどん

一滴八銭屋は西新宿のヨドバシカメラ新宿西口本店の裏側のエリアに位置しています。

ヨドバシカメラの裏のエリア

周辺に高層ビルが次々と建てられていく中で再開発から取り残されたような場所で、昭和の雰囲気を色濃く残すエリアとなっています。中学から高校の頃によく来た場所で、実際その頃と街並はほとんど変わっていません。

一滴八銭屋新宿本店

店は小さめの雑居ビルの2階と3階にあります。

雑居ビルの入口

店にはこちらの階段から上がっていきます。

一滴八銭屋の看板

「創作うどん」を名乗る店らしい看板です。

2階の入口

2階の入口で、人気うどん屋とはとても思えずしばらくその場で立ち尽くしました。

店内の様子

店内の様子

店内は居酒屋そのもので、開店直後だったのでまだ空いていました。

東京で食べられる本格讃岐うどん(記事は下に続きます)

www.kamageudon.com

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太麺の力強い食感が素敵だった

一滴八銭屋のメニュー

創作うどんの店らしくメニューは凝ったものとなっており、プラス250円でご飯(あきたこまち)と日替わりおかずが付いたランチセットに変更できます。また2種類のうどんを同時に楽しめる「ハーフ&ハーフ」も頼めます。

あっさりかけうどんのランチセット

あっさりかけうどんのランチセットで、この日のおかずは豚バラ大根でした。

天かすを投入したあっさりかけうどん

天かすを投入して準備完了です。北海道産の昆布と鯖節・うるめ節等からとった出汁はあっさりしていながらもうま味が凝縮しています。

一滴八銭屋の麺

太目の麺は徹底的に踏み込んだというような「ギュッギュッ」とした食感で、強めの弾力がありました。表面に粘りがあるためのど越しも力強いものがあります。「麺がのどを滑って流れ込んでいく」というのもいいのですが、こういう「麺がのどをこじ開ける」という感覚も素敵です。

ご飯

豚バラ大根は生姜の風味が味を引き立てており、ご飯は味と粘りが最高でした。

一滴八銭屋新宿本店について

主なメニュー

あっさりかけうどん  700円

釜揚元気玉                 800円

名物白肉うどん        1000円

名物黒肉うどん        1000円

かしわ天うどん        1000円

地図

店舗概要

 東京都新宿区西新宿1-15-9 KCビル2F・3F

営業時間 

11:00~14:30 17:30~22:00(平日)

11:00~14:30 17:00~22:00(土日祝)

定休日 お盆・年末年始

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