「手打ちうどん 恩田」は大塚駅近くのひっそりとしたエリアに位置する讃岐うどんの名店です。久しぶりに訪れてみて、極太麺と海苔の風味に感銘を受けました。
地味な街の地味なスポットにある「恩田」
豊島区の大塚はJR山手線と都電荒川線が交差する重要な街ですが、乗降客数世界3位の巨大ターミナル駅である池袋と「おばあちゃんの原宿」として有名な巣鴨に挟まれて地味な存在になっています。目玉となるような観光スポットや集客力のある商業施設も特にないため、山手線の駅と言っても思い浮かばない人も多いかもしれません。
私は仕事の関係で10数年前に度々大塚を訪れており、この地域に関してある程度の知識は持っています。駅の北口・南口のどちらにも偏ることなく均等に発展しており、大規模なスーパーこそないものの活気に満ちた商店街があります。観光やビジネスの街ではないかもしれませんが、住環境に恵まれた穴場スポットではないかと思っています。

このような街に位置しているのが「手打ちうどん 恩田」です。
10数年前に何度も食べた店
恩田は大塚駅北口から徒歩約5分の場所に位置しています。駅前から続く賑やかな商店街を抜けきった先であり、ここまでくると住居系のひっそりとしたエリアです。飲食店が集中する場所からは少し離れており、恐らくここにうどん屋があることを知っている人しか来ないでしょう。
東京の美味いうどん屋の情報に飢えていた私は10数年前に既に恩田のことを知っており、大塚を訪れるたびに立ち寄っていたほどの店です。しかし仕事を変えてしまうと大塚を訪れる要件が全くなくなってしまい、うどんを主要テーマとしたブログを開設して以降もすっかりご無沙汰したままになっていました。
やはり大塚はそういう場所なのでしょう。
久しぶりに訪れてみた
恩田の創業は2005年で、そば屋出身の店主がうどんの多様性に魅力を感じて専門店をオープンさせたといいます。客に茹でたてを出すことにこだわっており、10分程度の待ち時間は覚悟しなければならないようです。

ここに来るのは恐らく10年ぶりくらいではないかと思います。

恩田は本格的な讃岐うどんの店です。


通常メニューに加え、ランチメニューも充実しています。右上の欄外に「各大盛150円増」と書かれていることに、書いている今初めて気が付きました。

店内はコの字型のカウンター席のみで、全部で10席程度だったと思います。開店直後に入ったので先客は1人だけでしたが、2人ともコの字の両端に誘導されました。恐らくこの後に相当混雑するのでしょう。

かけうどんに何をトッピングするか迷っていたら壁に「ミックスメニュー」が貼り出されていました。かけうどんにとり天・ちくわ天のミックスを注文することにします。
東京の讃岐うどんの店(記事は下に続きます)
極太麺と海苔の風味が素晴らしかった
かけうどんととり天・ちくわ天のミックスで、おろししょうがはセルフサービスです。基本的に店主一人がワンオペで運営している店であり、天ぷらを別皿にすることはできないようです。(奥様が手伝うこともある。)

刻み海苔がかけてあるうどんというのはひょっとすると人生で初かもしれません。海苔の風味がこんなにもうどんに合うとは、うかつにも全く知りませんでした。しょうがは絶対に入れましょう。

高松のうつ海うどんを思い起こさせる極太麺ですが、創業時はもっと太くごつさがあったといいます。表面がねっとりしていてのど越しが心地よく、柔らかでありながら適度なコシもありました。麺のずっしり感は相当なものがあります。
出汁はイリコ控えめの和風出汁で、うどんとも天ぷらとも合っていました。
別皿でないのでとり天もちくわ天も出汁を吸って表面がトロトロしています。しかし中身は熱々でジュウシ―であり、このギャップも素晴らしいものがあったと思います。
手打ちうどん 恩田について
主なメニュー
かけうどん 600円
ざるうどん 600円
釜揚げうどん 650円
鳥天ぷらうどん 850円
えび天ぷらうどん 1000円
地図
店舗概要
東京都豊島区北大塚2-9-12
営業時間 11:30~14:30 17:30~22:00
定休日 日曜日 水曜日 祝日
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